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2017-08-24

専門家レポート

【父母・OBの評判】

なんといっても運動会の印象と評判が強烈。入学時に運動会に向けた「体力トレーニングメニュー」が配られる。運動会期間中は返事が「おう」でなければならない。棒倒しでは服装規定に「上半身裸」とある。運動会では全8色のチームが総合成績を競うが、紫組が8年間一度も3位以下を経験しておらず「紫最強伝説」が語られている。マラソン大会では、一昔前まで中1で9キロ走ってい た。朝礼が一切ない。英語をビートのリズムに合わせて発音する授業があった。雀聖「阿佐田哲也」と麻雀を打ち歩き、「CIAにも声をかけられた」(本人談)というアウトローな感じの先生がいた。生徒を3メートル吹き飛ばす「3mキック」炸裂の鬼教師がいたが、天使のように柔和な教師になった、とも。白い壁に足跡だらけ。中には天井についているものも…。空き缶を入れると10円 玉が出てくるデポジット機があり、生徒が小遣い稼ぎにいそしんでいる。校章のペン剣マークは有名だが、「文武両道」の意味と勘違いしている人が多い。「ペンは剣より強し」です。共学にして欲しかった…。中高一貫校で3カ年精勤(無遅刻無欠席)、6カ年精勤を表彰していたが、かつて伝説の7カ年精勤がいたらしい。息子を塾通いさせてこの学校に入れた親が多かったので、学校 のあまりの束縛のなさにうろたえる人が多く、入試を終えたばかりなのに、もう入る塾の話で持ちきりになることも多かったとか…。

【学校の現状】

近年、中1・中2生の教室の机・椅子をすべて新しいものに入れ替えた。蔵書5万冊を誇る図書館は学習室としても機能している。高3生の主体的・全面的運営と下級生指導のもと実施される運動会が本校の一番の強み。こういった気質が文化祭などの他の行事や生徒会・部活動などの多方面で、生徒の自主性を育てる基盤になっているものと思われる。ことさら、学業面で厳しく指導する雰 囲気ではないが、このレベルの生徒層となると放っておいても勉強する。長年の蓄積校内データがあり、開成内での試験結果だけで東大への合否をきわめて精緻に判断でき、開成生徒の場合、予備校の模試より精度が高く東大合否を判定できることでも有名。

【学校の概要】

東大合格者数日本一をこの30年来維持している。2013年東大前期入試でもダントツで第1位162名だった(3月13日現在。第2位は灘の101名)。高校で約100名の募集を行い、高2で内進生と混合クラスにしている点が、完全一貫校化を進めている他の超難関校との違いだ。「ニーズがある限り高校募集は停止しない」と学校側は断言している。ただし、高校入試は私立高入試では珍しい5教科入試で当然に私学最難関。開成学園の創立は1871年(明治4)年のこと。最初の校名は共立学校だった。初代校長に高橋是清が就任、1895年(明治28)に校名を東京開成中学校に変えている。

【学校の雰囲気】

学校間での交流が多いのは、筑波大学付属駒場中学、筑波大学付属高校。生徒間での交流が多いのは、海城、女子学院。圧倒的多数の生徒が東大に進学するため、開成の文化が自然に東大にも浸透している部分がある。たとえば、学校の試験対策プリントのことを開成では「シケプリ」と呼ぶが、東大駒場キャンパスでは、一般にクラスの試験対策委員に開成出身者が就くことも多く、東大でも「シケプリ」は日常語化しているらしい。ちなみに、開成内でのシケプリの中には、時々、非常に優れたプリントを作る能力の生徒がいたりして、授業担当教諭が「オレにも参考のためにくれ」と貰いにくるのだとか。

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