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    教育図鑑
    編集部

    取材日:2016年12月22日
    インタビュイー:2年生 高津健輔くん

    インタビュアー:2006年度栄東高等学校卒業生 教育図鑑編集部 田口亮太

    1. 中学受験について

    田口:中学受験したときの併願校を教えてください。

    高津くん:併願校は開成だけです。

    田口:栄東の志望理由を教えてください。

    高津くん:アクティブ・ラーニングっていう、校内外での活動を勉強と結びつけていく取り組みがあるんです。修学旅行とか、小学校の頃だと「楽しかったね」で終わっちゃいますけど、この学校では校

    外学習として、旅行を通じて何を学び何を感じたのかを後から深く掘り下げていく。そういう特色があります。それが志望理由です。 あとは設備が整っているところ。きれいだし比較的新しい方だと思います。 田口:入る前からそういうことは知ってたんですか?

    高津くん:はい。新聞とかでもよく見るし、有名です。それでいろんな人から「いいところだよ」っていう話を聞いて、「栄東いいかも」と思いました。

    田口:開成と栄東、どちらが第一志望でしたか?

    高津くん:栄東です。開成のレベルにまでは達していないのですが。塾にいたトップ層の人たちは開成にポンって入れちゃうけど、そこに自分はついていけてない。だから開成は「入れたらいいな」程度でした。


    2. 学校の好きなところ

    田口:学校の好きなところを3つ教えてください。
    高津くん:まず先生方が個性的というか、いろんな先生がたくさんいるところ。それで生徒一人一人が、それぞれに合う先生を見つけられるというのがひとつ。あとは学校設備と食堂です。
    田口:食堂?
    高津くん:おいしいです。給食です。


    3. 学校の直した方が良いと思うところ

    田口:学校の直した方がいいと思うところを3つ教えてください
    高津くん:学校ではないんですけど、生徒数が多いので、駅から学校までくるのに混んでしまったりとか・・・。でも、それはしょうがないとは思います。
    田口:今、学年に何人いますか?
    高津くん:320人弱です。
    田口:多いですね。他にはありますか?
    高津くん:いや、特にないと思います。


    4. 一番力を入れていること

    田口:今一番力を入れているのは何ですか?
    高津くん:基本的には勉強です。趣味でテニスとかピアノとかもやっています。
    田口:部活は何かやってますか?
    高津くん:競技数学研究部です。部員はそんなにいないんですけど、数学についていろいろと活動をやっています。
    田口:じゃあ、今頑張ってる教科も数学?
    高津くん:はい。数学とあとは英語です。


    5. 勉強について

    田口:いつもどこで勉強してますか?
    高津くん:基本的に学校ですね。早めに登校して8時からあるんですけど、それまでの30分間くらいを勉強に使っています。家では自分の部屋で勉強することはあんまりなくて、リビングとかでして
    います。田口:ちなみに宿題の量はどれくらいですか?
    高津くん:僕のクラスでいうと、普段の宿題はそんなにないです。たまに、問題集をやってくださいみたいなことを言われるくらいです。
    田口:冬休みとか夏休みは?
    高津くん:そういう時の量は半端ないです。英語だけで15時間かけなさいとか。問題集を36ページから91ページまでやりなさい、そういうのが2,
    3冊くるとか。特に英語が多いですね。数学もプリントが出たり。そういう宿題のほかにプラスアルファとして別の問題集もやらないとテストで点数が取れない。

    田口:うん。
    高津くん:だから宿題だけの問題じゃないんですよ。どれだけ自分が勉強するか。宿題は自分が勉強する過程で、やらなければいけないほんの一部で、ほんとに大事なのはその他のものだと思い
    ます。田口:じゃあ1日何時間くらい勉強してますか?
    高津くん:平日は1時間30分から2時間くらい。そのくらいしか時間が取れないんです。通学時間もハンディキャップになっているから。そのぶん休みの日はたくさんやります。5,
    6時間くらい。でもやっぱり毎日やらないと、ちょっと駄目みたいな感じです。田口:成績が落ちてしまいますか?
    高津くん:というより、そもそも宿題の提出が出来ないんじゃないかっていう。一日さぼることが、どれだけ過酷なことか。
    田口:じゃあ、勉強しないとか宿題をやらないっていう日は、ほぼない?
    高津くん:よほどのことがなければないです。例えば家族でご飯食べに行くとか、遊びに行くとか。そのときはほかに回しますけど、でもそれは予定の範囲内。
    田口:うん。
    高津くん:「あ〜、今日は気分的に嫌だからやらない、っていうのでやっちゃうと後がきついですね。だからそういうイレギュラーなことがあってはいけないんですよ。自分の予定、やらなければいけないこ
    とを決めてやる。そういう感覚がないと。田口:一週間の勉強のスケジュールとかは立てますか?
    高津くん:毎日立てます。スケジュールを立てるためのシートを学校からもらうんです。
    田口:そうなんだ。
    高津くん:それをやるかやらないかで成績が違います。やるのが当たり前、やらなければいけないと思っている人ほど成績がいいですね。
    田口:小テストはけっこうありますか?
    高津くん:あります。
    田口:エンドレステスト?
    高津くん:はい。基礎学力といって、英語のテスト。うちの校長は英語の先生なんですよ。それで、他の教科はどうでもいいから英語だけはちゃんとやっときなさいと。(笑)
    田口:(笑)
    高津くん:「私の教科は最優先よ」みたいな。(笑)そんな感じで基礎学力という英語のテストをやって、一回落ちると再試。合格するまで何回も何回もやらせるんです。満点がノルマで。
    田口:合格しなかったことってあります?満点取れなかったこと。
    高津くん:あります。再試で受かればまだいいですけど、再試になった時点で屈辱ですね。受からないのを許さない雰囲気があるんですよ。


    6. 睡眠時間

    田口:一日の睡眠時間はどれくらいですか?
    高津くん:6時間30分ぐらいです。
    田口:だいたい何時ぐらいに寝ますか?
    高津くん:11時です。起きるのが5時30分とか。
    田口:随分早いですね。家は遠いんですか?
    高津くん:家は熊谷にあります。


    7. 通学時間

    田口:熊谷、けっこう遠いね。通学時間はどれくらいですか?
    高津くん:1時間30分くらいです。熊谷駅から電車で大宮行って、宇都宮線に乗り換えて東大宮駅。そこから歩きです。


    8. 携帯電話について

    田口:学校に携帯は持っていきますか?
    高津くん:持っていきます、はい。
    田口:僕の時って学校持ち込み禁止だったんですよ、11年ぐらい前。学校内では電源切りますか?
    高津くん:それはもちろん切らないと駄目です。提出しますもん、貴重品として。
    田口:学校に来たら預けるんだ。
    高津くん:そうですね。財布と一緒に。


    9. 一日のインターネット利用時間

    田口:一日のインターネット利用時間はどれくらいですか?
    高津くん:そんなに利用しないんですよね、使ったとしても10分。
    田口:それはパソコン?スマホ?
    高津くん:スマホです。パソコンは持ってないし、使ってないです。
    田口:インターネットで何を見てるんですか?
    高津くん:調べものですね。例えば明日マラソン大会で浦和の方に行きますっていう時に、電車の時間を調べたりとかです。


    10. 印象に残っている出来事

    田口:入学して印象に残っている出来事を教えてください。
    高津くん:入学式を体育館でやったんですけど、一年生が退場した時に、上でパンってくす玉が割れる。あれを初めてみました。ちょっと印象的でした。
    田口:そんなにすごいくす玉なんですか?
    奥田先生:生徒会の手作りです。上にあげておくんです。退場が始まったらタイミングをはかって、こう落としていって。
    田口:で、降ってきたのが新入生たちにかかって。
    高津くん:そうです。でも僕が退場するまでにはすでに落ち終わってました。ですから一粒もかからないっていう・・・


    11. 学校への満足度

    田口:栄東中学に入学して良かったですか?5段階で評価すると?
    高津くん:いや〜、良かったと思います、本当に。5段階で 5です。
    田口:第一志望だから?
    高津くん:それもありますし、この学校って悪いところほとんどないんですよね。


    12. 入学して変化したこと

    田口:入学して変化したことはありますか?
    高津くん:小学校の頃の勉強って正直言って余裕だったんですよ。出来る子が周りにそこまでいなかったんです。塾は別ですけど。でもこの学校に入った時に、自分と同じかそれ以上のレベルの人
    たちがこんなにいるんだと知って、焦りを感じたんです。勉強しなきゃいけないなと思いました。田口:いつ頃ですか?
    高津くん:一学期の中間かな。一番最初のテストが終わった時。これはやばいな、何でこの順位なんだろうみたいな。
    田口:小学校の頃の成績はクラスで一番?
    高津くん:まぁそうですね。それが中学校に入ったら、学年で多分  20番とかそのくらい。それでショックを受けて。
    田口:それで勉強時間が増えた?
    高津くん:勉強をしなければと思いました。義務感というか。
    田口:そういう義務感のない人、勉強しない人ってどのくらいいますか?
    高津くん:うちのクラスでもそういう人はいる。でもやっぱり落ちていきますよね。地頭がいくら良くても、勉強しなくなると落ち方が激しいです。
    田口:そうだよね。
    高津くん:頑張らなきゃいけないところで、トップにいて余裕かましてる人はたいてい落ちていく。多分どこの学校でも塾でも、会社でもどこでも一緒だと思うけど、この学校はそれをよく反映してると
    思います。田口:なんでだろう?
    高津くん:やっぱり人間は上に行きたがるんですよ。だから追い抜かれる。それが一年後になるのか、学年が変わってすぐなのかは分からないけど、落ちることは間違いない。実際、勉強してない人
    もいるんです。そういう人はたいていいつか落ちますね。田口:上を目指すんだね。


    13. 先生について

    田口:好きな先生を教えてください。
    高津くん:僕的には校長先生です。英語好きなので。英語嫌いな人には耐えられないかもしれないですけど。
    田口:英語は校長先生が授業をされているんですか?
    高津くん:そうです
    田口:へぇ。珍しいですね。
    奥田先生:本校は校長も教頭もみんな授業を持ってます。
    田口:そうなんですか。校長先生の授業はどうですか?
    高津くん:英語が出来て当たり前という雰囲気でやるんですよ。集団の授業って、たいてい出来ない人に合わせるじゃないですか。でも校長は違いますからね。一番出来る人に合わせなさい、で
    すよ。校長自身が、一番下に合わせない。「私は私のレベルでやるの、それで何が悪いの」みたいな。(笑)


    14. 授業について

    田口:授業の進度は早いですか?
    高津くん:相当早いと思います。他の学校は分かりませんけど。普通はそのときやっている授業の範囲がテストに出るはずだけど、そうではなくてそのテストの前の前のテストのときにやっていた授業
    の範囲が出るみたいな感じ。授業の進むのが早くて、テストのスケジュールが追いつかないんです。テスト範囲とは違うところを勉強していくので、テスト勉強という意味ではあんまり効率良くないとも思うんですけど、もうどんどん進めていかないと上の方には追いつけないよと。田口:今中学2年生の12月、英語はどんな勉強をしてますか?
    高津くん:今は現在完了とか現在進行です。英語分からない人には耐えられないほどの量ですね。こんなのいっぺんに覚えるのみたいな。ほんときついです。
    田口:難しいですか、現在完了と現在進行形?
    高津くん:僕はネイティブ英語の方に慣れてるんです。普段の会話の中で自然に使う英語。だから、文法的な要素は合ってるけど実際は言わないでしょ的な、文法でガッチガチに固められてる日
    本語英語は不自然なんです。でも文法的に正しいか正しくないかだけで決められる。だからきついですよね。英語できるはずなのに、1から勉強しなきゃいけない。またやり直さなきゃいけない。分かってるのに解けないんですよ。それほどつらいことはないですよ。田口:なるほど。帰国生ですか?
    高津くん:違います。親が英語は重要だと、世界共通語だから使える場面は増えるだろうと。だったら先にやらせておこうと小さいうちから始めたらしいです。おかげで英語はものすごく役に立ってま
    す。でもテストでは全然違いますもん、同じ英語じゃないみたいな。だから勉強しづらいですよね。


    15. 好きな授業

    田口:好きな授業は何ですか?
    高津くん:英語と幾何です。
    田口:英語は前から好きだった?
    高津くん:はい。
    田口:校長先生の授業はおもしろいですか?
    高津くん:すごく面白いです、ほんとに。
    田口:数学は、もともと小学校の頃から好きだったの?
    高津くん:そうではないです。中学校で幾何と代数で分かれた時に、幾何は図形が見える、分かると思ったんです。それで代数じゃなくて幾何。実際小テストでもミスはしないし、幾何が重要な得
    点源になっています。田口:校長先生の授業って、トップ集団のレベルに合わせるほかに何か特徴はありますか?もしくはエピソードとか。
    高津くん:もはや授業じゃなくて校長先生の特徴になってしまいますけど、校長先生って、カタカナ4文字で言うと”パワフル”なんですよ。動き回るんです。歩きまわって、黒板を叩いたり、教卓を
    叩いたり、さらには生徒の頭を叩いたり。やさしくですよ。(笑)田口:(笑)
    高津くん:とにかく力強い。例えば、校長先生がリズムに乗って教卓をバンバン叩いたりしていて。英語の発言をする時に教卓をそのリズムでたたく。それが生徒のツボにはまりすぎて、もうすごく面
    白くて授業も聞けずに笑っていたっていうことがありました。校長先生はすごく真面目にやってるんですけど、面白いんですもん。田口:へ〜、校長先生面白いね。
    高津くん:そうです。でも校長先生は気にしないですね。「私は私流の授業やってるの、何が悪いの。あんたたちが笑おうと知ったこっちゃないわよ」みたいな。まあ、生徒によって授業がぶれることが
    ないっていう面では、すごいと思います。エピソードとなると、山ほどあります。田口:そういえば、英語の授業に高校生がゲストで来たという話を聞いたのですが。
    高津くん:はい、高校生のレベルを中学生に見せるために、校長先生が高校生を招いて集団授業をするんです。英語でプレゼンテーションをしたり、高校生と会話したり。すごいんですよ、高校
    生。どうしてそんなに英語しゃべれるんですかって誰かが聞いたときに、私は別に帰国生でも何でもない、栄東に来てから英語始めました、って。栄東に入っただけでこんな変わるんだと思いました。その英語の勉強のしかた、させかたは栄東はすごいと思います。田口:なるほど。
    高津くん:あと校長先生は、英語に関して一番大事なのは声を出すことだと言ってました。声が大きくなければ英語ではないって。声が小さい人だと怒られますもん。なんで声出さないのって。声
    出てるし聞こえてるって思うレベルでも、「だめ」って。田口:うん。
    高津くん:校長先生って昔は通訳だったそうなんです。それでどこかの銀行で通訳した時に、一日で解雇されたんですって。なぜかと言うと、声が小さいからって。それで一生懸命、声を出す練習
    をしたんだそうです。だから、どれだけ声が大事なのかを自分の身で知ってるわけで、それは生徒に伝えたくなりますよね。田口:なるほど。実体験で。
    高津くん:大学入試とかじゃなくて、世の中に出てからどれだけ重要かということですね。


    16. 部活について

    田口:何部に入ってますか?

    高津くん:競技数学研究部という、数学の部活に入ってます。

    田口:どうしてそこに入ったんですか?

    高津くん:勉強と絡んでて、かつ部活だけに時間をとられない。となるとこれかなと思ったんです。実際そこまで回数ないんですよ。

    田口:週何回ですか?

    高津くん:木曜に一回です。

    田口:何時から何時までですか?

    高津くん:日によるけど4時30分から6時。多分すべての部活がそうだと思います。冬になると5時30分ぐらいに終わって、まぁ1時間から1時間30分の活動時間でやってますね。

    田口:どんなことをするんですか?

    高津くん:あんまり活動しないんですよね。文化祭で数学の定義の証明を模造紙に書いて展示したりとか。でもうちの部活、文化祭ですごい人気があるんですよ。ナンバープレイスっていうのやって

    て、それ目当てで数学マニアが来るんです。競技数学研究部のためだけに。 田口:それは他校から?

    高津くん:他校からも、社会人も。百マス計算の日本トップ5位に入ってる人とかも来ました。部活で作ってるんですよ、百マス計算。掛け算足し算引き算、割り算は分かんないけど。あとナンバー

    プレイス。 田口:ナンプレ。

    高津くん:はい。それを自分たちで一から考える。あれ意外と難しいんですよ。

    田口:作ったのをその凄い人たちが解きに来るの?

    高津くん:そうです。

    田口:へぇー。答えを見つけるんじゃなくて問題を作る。面白い?

    高津くん:面白いですね。数学の頭が鍛えられますし。

    田口:先輩はいますか?

    高津くん:います。

    田口:高校生まで一緒?

    高津くん:うちらの部活は違います、どの部もだいたい中学と高校とである程度別れていると思います。バスケも別ですし。でもテニス部とか水泳部とかの練習場所は一緒です。

    田口:なるほど。問題の作り方って先輩から教えてもらうんですか?

    高津くん:いや、自分たちでやります。習ったものはあまり面白くないと思うんです。ゲーム、遊びなんだし、作り方を教わってやるようじゃつまんないです。自分で一から考えて初めて、その喜びが得

    られる。 田口:すごいね。部活内での上下関係ってどう?

    高津くん:そもそもそんなに先輩がいないです。でも僕的に先輩は崇める存在だと思ってるから、気は遣いますね。

    田口:部活以外の先輩にも敬語?

    高津くん:そうですね。だって気まずいですよ。自分より年上の人にため口を使うって。なんかおかしいっていう気持ちが働きます。

    田口:他の部活で上下関係の厳しそうなところってある?

    高津くん:もとは厳しかった部活も、最近そういう上下関係が甘くなってる気がします。特に今年入ってきた1年生と2,3年生。悪くないんですけど、相当フレンドリーです。対等な関係で会話する

    みたいな。凄い生意気な人もいますし。それぞれでしょうけど、強制してる部活は無いと思います。あるとしても野球部ぐらいかな、あそこは秩序しっかりしてるんで。 田口:他はそんなに厳しくない?

    高津くん:厳しくないと思います。


    17. 行事について

     田口:楽しい行事を教えてください。

    高津くん:僕はマラソン大会が好きです。

    田口:マラソン大会?珍しいですね。

    高津くん:マラソン大会は西浦和に行くんです。そこで彩湖の周りをグルっと走るんですよ。

    田口:さいこ?

    奥田先生:東京オリンピックでボート場の候補になったところです。2,3年前からそこで実施しています。

    高津くん:僕は熊谷で、田舎なんですよ。浦和って相当東京に近いじゃないですか。でも彩湖はすごい綺麗で空気も熊谷に近いんです。僕はそういう綺麗な自然が好きなので、彩湖の周りを走

    る時の景色とかも好きなんです。 田口:それでマラソン大会が好きなんだ。何キロ走るんですか?

    高津くん:5キロです。高校の半分。

    田口:他に楽しい行事はありますか?

    高津くん:文化祭です。模擬店がいいですね。食べものがおいしいです。

    田口:中学生も模擬店って出せるの?

    高津くん:出せないです。高校生が出しています。

    田口:高校生が作った模擬店で買って食べて。何がおいしかった?

    高津くん:焼き鳥がすごくおいしいんですよ。特につくねとか、皮とか、もも。すごいなというものばかり作っていて。

    田口:高校生になったらやりたい?

    高津くん:でも何をやるかは部活で決まってるんです。

    田口:そうなんだ。中学生はクラスで何かやったりする?

    高津くん:クラスでは展示物を作ります。今年は修学旅行で鎌倉に行ったので、それについて模造紙にまとめて貼ったりとか。

    田口:修学旅行は楽しかったですか?

    高津くん:楽しかったです。

    田口:鎌倉のほかには?

    高津くん:京都と、あと秩父の奥武蔵というところに行きました。

    田口:何日間で回るの?

    高津くん:京都は3日、鎌倉は日帰りでした。秩父はどうでしたっけ?

    奥田先生:校外AL(アクティブ・ラーニング)で宿泊と日帰りと両方。京都に行く時には事前に下調べするんだよね。

    高津くん:テーマを決めますね。

    田口:どんなテーマでした?

    高津くん:僕のところは、鎌倉と京都せっかく両方行くんだから比較しようということで。

    田口:どんな違いがありました?

    高津くん:京都と鎌倉って、政治において、歴史において日本の主要な都市だったんですよね。それで昔はやっぱ仏教に左右されてたと思うので、だから仏教の違いがまず一つ。

    もう一つは土地の違い。鎌倉は守りやすいんですよね。三方山に一方海。だから戦乱の世でどこを政治の中心にしようかと考えた時に、鎌倉になった。京都は華やかさを重視したところで、優雅なとこに貴族が住んで、天皇も住んで。金閣寺に足利義満、銀閣寺に足利義政と将軍の寺も豪華。そこが正反対だと思いました。素朴で力強い鎌倉か、華やかで雄大な京都か。そこで歴史がだいぶ分かれてたのではないかなと。 田口:すごいね。歴史も好きなの?

    高津くん:いや、歴史のテストは全然だめです。

    田口:修学旅行の目的が「日本の文化を知る」。そのために下調べをしてグループごとにテーマを決めて、向こうで実地研修する。その内容を踏まえて京都大学の留学生に来てもらうそうですね。

    何時間くらい過ごすんですか? 高津くん:半日です。

    田口:コミュニケーションは英語なんですよね?

    高津くん:はい。

    奥田先生:それを踏まえて3年生でオーストラリアに修学旅行となります。

    田口:来てもらうのは京大の学生ですか?

    高津くん:エクスチェンジ・スチューデントって言っていたので、交換留学生です。

    田口:英語では話せました?

    高津くん:はい。楽しかったです。

    田口:その留学生は日本に興味を持ってる人たちなんですよね?

    高津くん:僕が話した人はお父さんが船長で、一緒に旅をして日本に停留した時に、日本の食事がものすごくおいしかったと。それで寿司に興味を持って日本に来たと言ってました。彼はほんとに

    すごくて、6カ国語しゃべれるって言ってたのかな。モロッコ人だそうです。 田口:お父さんの仕事の都合でいろんな国をまわってたってことなのかな。

    高津くん:そうだと思います。お父さんがいろんなとこに行ってたから、言葉を教えてもらえたのかもしれないです。

    田口:高津くんは、お父さんやお母さんから教育を受けることってありますか?

    高津くん:えーと、毎日がそうですね。義務教育の間はやっぱ親が面倒みるということになってますから。まぁ勉強を見てくださってます。

    田口:じゃあ学校のテストとか成績とかも見て、何か言われたりする?

    高津くん:成績表に親のコメント欄があるんですよ。いろいろ言われますね。


    18. トイレはきれいですか?

    田口:トイレはきれいですか?
    高津くん:はい、きれいです。生徒が毎日必ず、当番表で決めてやってます。
    田口:学校の掃除は全部生徒がやるの?
    高津くん:そうですね。でも先生方が残ったところを後からやってるのはちょくちょく見かけます。まぁほとんどは生徒が全部やって、残りは先生方がやってくださってるんですかね。


    19. 給食について

    田口:給食は満足してますか?
    高津くん:はい。
    田口:好きなメニューはなんですか?
    高津くん:メニューがたくさんあって・・・。あ、ラーメンが好きです。なんか健康そうなラーメン。
    田口:健康そうなラーメンがあるんだ。ちょっとイメージわかないけど。
    高津くん:醤油とかとんこつとかそういうのじゃなくて、スープが透き通ってて、野菜がすごいたくさん入ってて。
    田口:珍しいね。あんまりないよね、ヘルシーなラーメンって。
    高津くん:そうですね。でもおいしいです。

     


    20. 制服について

    田口:制服は気に入っていますか?
    高津くん:気に入ってます。でも冬服のここの、この襟が似合わないって言われます、僕。
    田口:普通のワイシャツの方がいい?
    高津くん:ワイシャツの方がいいって。これはダサいって言われるんですよ。
    田口:いいと思うけどね。
    高津くん:自分では分かんないです。でもなんか似合わないって言われるんですよね。
    田口:気に入っている点はどういうところですか?
    高津くん:あったかいところかな。
    田口:なるほど。夏は普通のワイシャツだけ?
    高津くん:セーターはあります。夏でも寒いときとか、セーター着ていいんですよ。


    21. お小遣いについて

    田口:お小遣いはもらっていますか?
    高津くん:毎週千円もらってます。
    田口:使い道は?
    高津くん:使い道は土曜日の食堂です。残りは貯めてます。貯めて自由に使えるんですけど、まだ使ったことがないです。
    田口:食堂以外では基本使わない?
    高津くん:はい。


    22. 休み時間の過ごし方

    田口:休み時間は何をしてますか?
    高津くん:今は本を読んでます。今持ってるんですよ。これ、すごい面白くてほんと好きなんですよね。
    田口:「ザ・ハウス・オブ・ヘ…」
    高津くん:へイディーズ。
    The House of Hades (Heroes of Olympus, The, Book Four) 」Rick Riordan 著田口:英語で本を読んでるの?すごいね。いつ頃から読み始めたの?
    高津くん:このひとつ前の5冊ぐみのシリーズを読んで面白いと思って、もう一シリーズ買ったんです。
    田口:これ何日ぐらいで読み終わるんですか?
    高津くん:いまここに付箋をはさんでるんですけど、これでだいたい4時間ぐらい。
    田口:4時間?速いね。意味の分からない単語が出てきたら、辞書をひきながら読んでる?
    高津くん:はい。でも引かなくてもこういう意味だなって分かる時もあるので、そういう時は引かない。この単語が分からないとストーリーが分からないなと思った時は引きます。
    田口:簡単にどんなストーリーか教えてもらえますか?
    高津くん:主人公は勉強とかひとつのものに集中できない、だから学校に入ってもすぐ退学させられるような子なんですけど、彼がモンスターに襲われるんです。彼は実は半神で、モンスターは神の
    発する空気をおいしい食べ物と間違えるらしく、それで食べられそうになるんです。その時に親友が今まで彼をずっと守ってたことが分かって、それでほかにもたくさんいる半神の子たちといろんな冒険をする、という話です。大変面白いです。 


    23. 学校の中のお気に入りスポット

    田口:学校の中のお気に入りスポットを教えてください。
    高津くん:お気に入りスポットは新しく作られた6校舎です。そこの5階から電車の車両が見えるのがすごい好きです。僕、電車好きなので。「撮り鉄」ですね。
    田口:なるほど。電車の写真、撮ってます?
    高津くん:撮ってます。
     


    24. 将来の夢

    田口:将来の夢を教えてください。
    高津くん:特には決まってないんですけど、親が開業医なので医者になろうかなと。親は外科・内科・小児科なんですけど、これからの世の中に役に立つのはどういう医者かと考えた時に、僕が目
    をつけてるのは精神科です。田口:なるほどね。
    高津くん:最近は物騒な世の中で、ちょっとふさぎこんでいたり、ニートとかも多い。そういう人々に一番必要なのが精神科じゃないかと。それから友人関係のトラブルとか。中学校ではそういうの多
    いですよね。あとは子育てや仕事の悩みとか、そういう今の世に増えてることに役に立つ、これから必要な人材だと思います。


    25. 入りたい大学

    田口:入りたい大学はどこですか?
    高津くん:親は防衛医大なんですが、僕は東大かなって思います。東大はランク的に知名度あるから、東大出身ですって言った時に、あっこの人は使えるみたいな。そういうのは役に立つと思うん
    です、名刺として。自分のプロフィールの重要なところで、東大があるというのは相当でかい。それなら狙ってもいいんじゃないかなと。田口:じゃあ東大の医学部に入りたいと。
    高津くん:まぁそうです。
    田口:分かりました。ありがとうございます。

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