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    教育図鑑
    編集部
    2017-09-09
    ライター:教育図鑑編集部 田口亮太
    説明会名:「学校説明会」
    開催日:2017年9月2日
    天気:雨のち晴れ
    アクセス:小田急線経堂駅から徒歩12分程度
    父親の参加割合:3割程度
    両親での参加割合:3割程度

    【目次】
    1. 教育理念について
     説明者 加藤英明校長
    2. 教育の特色
     説明者:英語科 本山早苗副校長
    3. 考える恵泉
    説明者:社会科 奈良間雪子先生
    4. 2017年度入試結果/2018年度入試
    説明者:入試広報部長 美術科 徳山元子先生
    5. 生徒発表
    6.校舎ツアー

    1. 教育理念について

    説明者:加藤英明校長

    内容:教育理念、育てたい生徒像などについて

    2. 教育の特色

    英語科 本山早苗副校長

    恵泉教育の特色

    「考える恵泉」

    恵泉は今年で創立88年になります。
    創立当初から自立した女性を育てたいという想い、自分の意見をしっかりもって発信することのできる女性を育てたいと思って創られた学校です。

    Ⅰ 個性の尊重


    Ⅱ 土台づくりの感話
    土台作りとして毎朝礼拝がありますが、キリスト教に初めて触れる生徒がほとんどなので全然心配ありません。しっかり自分を見つめる時間として大切にしています。
    感話では友達や先輩の話を聞く中で自分の考えを確立していきます。感話は最初のうちは原稿用紙2枚半ほどですが、高校生3年生になると7〜8枚書く生徒もいますので、改めて小論文の指導をしなくてもしっかり自分の考えをまとめて発表する力がついていきます。

    『読書ノート』メディアセンター

    自分の考えを固めていくにはしっかりいろいろな情報をインプットしていく必要がります。それを支えるのがメディアセンターの蔵書9万冊です。1年生は約200名の生徒が6千冊以上の本を借りました。読書ノートではお薦めの本を紹介していますが、なるべくノンフィクションのものなどを提示して社会的な問題を意識づけるようにしています。
    Ⅳ メディアリテラシー教育

    国語科では3年生で2時間、メディアの授業があります。ディベートではしっかり調べ、きちんとした論拠を持って相手を負かしていく、そういう訓練になります。3年生のHRではいろいろな新聞がいろいろな立場で情報を発信しているということを比較検討し、秋にはグループで新聞を作成し発信していきます。情報科では高校の授業を前倒しし、情報を賢く読み解く力、責任をもって発信する力をつけ、プレゼンテーションなども行ないます。

    英語の恵泉

    国際は、平和を実現するために貢献できる女性を育てたい。そのためには世界の人たちと理解し合いたい、そのツールとしての英語は必須条件です。
    Ⅰ 基礎からの徹底理解の積み上げ

    少人数授業は当たり前で基礎からしっかり学びを積み上げていきます。中高一貫校向けの教科書はあえて使っていません。中学では基礎的なことをしっかり暗記するくらい学びます。生徒の発達に応じて週末にリーディング教材などを出したりしています。英会話の教科書はスピーキングに重きを置いて、どんどん話をしようというオリジナル教材となっています。直しノートは自分自身の参考書を作るようなかたちで、教員とマンツーマンのやり取りがベースになっています。
    学力テスト(ベネッセ学力推移調査)第1位

    平均点は73.5点。みんなが基本的なところを身につけて苦手分野を作らなかった。
    これは検定教科書のやり方で間違いなかったことを証明でき、とても嬉しい結果でした。

    Ⅱ 応用力、運用力の積み上げ

    高校生になると習熟度別授業になります。スピーチコンテストは今年で42回目。3ヶ月間の中期留学制度が昨年度から新設されました。

    ①英検上級取得率が高い


    ②GTECで運用力チェック

    外部英語検定試験を導入する大学が今後増えることが予想されるため、それにも十分に対応できるようになっています。

    平和を目指す Ⅲ 恵泉のグローバル・スタディーズ

    2016年度スタートした新規プログラム


    留学生を迎えて25年、留学に行かなくても国際交流が可能です。
    恵泉の進路指導



    2017年 主な大学入試合格状況

    昨年度の特徴は医歯薬看護獣医の分野と慶応大学への大学進学者が増加していたこと、一昨年は海外大学へ7名が合格したことです。
    2017年春 大学合格体験談


    大学合格体験記は学校HPに順次掲載しています。

    大学進学実績向上の理由

    大学進学実績向上の理由は、①きめ細かい英語教育②論理的思考能力育成③自立的学習者を育てる教員集団にあります。
    10年後、20年後 自分の才能を生かす 他者のために働く 世界平和に貢献する



    3. 考える恵泉

    社会科 奈良間雪子先生

    考える恵泉

    社会科ではまず、模擬評議というものを行なっております。評議というのは、判決を出すために話し合うことをいいます。

    1 模擬評議 ①DVD教材を視聴

    まずDVDを見ます。最高裁判所から頂いたDVDを見て、その内容をつかむところから入ります。

    そして自分たちで判決を下しますが、DVDを途中で止めて評議に入ります。殺意はあったのか、なかったのか、あったならなぜそう思うのか、どのような判決が良いのか、またそれはなぜなのか、など話し合いは白熱していきます。

    Ⅰ模擬評議 ②自分たちで調べる③裁判官のお話
    判決を下すことは、答えのない答えを見つけていく、そのような作業だと考えています。裁判官の方のお話を聞く狙いは、考えたことをプロの方と共有することです。どんな場合でも、現場で働いている方の話を聞くことは、とても意義があると考えています。裁判官の方には、現場の話をしていただくことに加え、必ず女性として働く喜びと大変さ、また仕事のやりがいなども話してもらっています。

    Ⅱよりよい税制度とは ①事前学習


    まず事前学習として、生徒たちは冬休みに税制度あるいは国家財政について、共通のサイトを見て自分たちで調べます。

    よりよい税制度とは ②グループディスカッション


    そしてその事前学習をもとにグループディスカッションを行います。現在の国家財政、税制度のどこに課題があるのか、そしてどうしたいのかを考え話し合います。税理士の方からは「公平性とは何か」、という問題点を示していただきました。お金持ちに負担させるのか、広く浅い間接税か、あるいは他のかたちがあるのかなど税理士の方を交えて話し合うことができました。


    Ⅲ 模擬選挙 ①クイズに答える②候補者への質問


    次に選挙の体験を行います。現実に近いかたちで行いたかったので、世田谷区の選挙管理委員会の方のお力を借りました。
    3人の候補者が演説し、各グループに分かれた生徒がそれぞれの候補者に質問します。質問をすることで課題を考えることとなり、批判的思考、クリティカル・シンキングを養ってほしいと考えています。

    Ⅲ 模擬選挙③模擬投票④開票

    投票整理券も発行し投票用紙も現物に近い形で発行してもらいました。投票箱も実際使っているものと全く同じです。主権者教育は、練習で投票してみることで、実際の選挙の時にも投票行動に結びつくのではないかと思っています。

    Ⅳ 考えさせるしかけ


    考えさせる仕掛けとしては、まず調べる。調べ方についても、調べる内容や、使用する資料について明示しています。次に調べたことを書くことでアウトプットしていきます。
    最後に、話を聞く。これは現場の方の話、友達の話を聞くことによって視野を広げるという狙いがあります。

    Ⅳ 考えさせるしかけ ④グループで話し合う⑤考える⑥分かち合う



    グループで話し合う、そして考える。人の考えを受け入れつつ自分の考えを言葉で伝わるようにする。そしてグループで最終的に一つの答えを見つけ、解決策を見つける、そのようなプロセスを学んでいます。
    このように恵泉女学園では生徒に考えさせるということを念頭において今後も取り組んでいきたいと思います。

    4. 入試について

    入試広報部長・美術科 徳山元子先生

    2018年度入試のポイント


    恵泉はキリスト教の考えに基づいた教育を行っています。日曜日の午前は教会に行く時間を確保するため入試をいたしません。そのため2018年度は4日ではなく3日の午後に試験が変更となりました。インターネット出願のため願書販売はありません。

    入試方式

    S方式について


    【S方式】国語、算数の2科目です。国語では記述問題が減り、算数では回答のみを求める回答しやすいスタイルですが、受験生に求める学力はA方式と変わりません。帰国生枠以外は自己紹介カードを記入して

    いただきます。

    【帰国生】帰国生枠のみ保護者同伴の面接があります。

    A方式について


    【A方式】国語、算数、社会、理科の4科目です。恵泉が第一志望の方は、募集人数が100名と多いのでどうぞ受けていただきたいです。 国語では読解力や表現力を見ます。記述式問題は論理的思考力を見るためのものです。 算数は途中式を書かせる問題があります。S方式と同様にA方式も自己紹介カードを記入していただきます。 社会と理科はグラフやデータから情報を分析する力を見る問題があります。 S方式A方式とも試験のスタイルは前年度までと変わりませんので、過去問題などを参考にしてください。


    よくあるご質問


    自己紹介カードはキリスト教教育への同意が主目的ですが、その他の質問内容は、志望理由や小学校生活の様子などです。特定の正解を求めるものではなくてごく簡単なものなので、事前の準備は特に必要ありません。




    5. 生徒による夏の行事報告

    カワヨワークキャンプ、エンパワーメントプログラム(米国女子大生と英語によるディスカッション等)について、英語での発表がありました。


    6. 校舎ツアー

    説明会の後、校舎自由見学/教員・生徒による校舎ツアー/校長・副校長との座談会/クラブ・課外活動の映像上映/教員による個別相談が開催されました。その中で、教員・生徒による校舎ツアーに参加しました。一部を写真で紹介いたします。

    地学教室


    天井の丸い部分がプラネタリウムになるそうです。

    コート掛け

    各フロアにあります。
    個人ロッカー

    教室前と更衣室に個人用ロッカーがあり、1人2箇所を施錠管理します。
    吹き抜け


    1階のメディアセンターを中心に4階まで吹き抜けになっています。晴れた日は太陽の日差しが降り注ぎ開放的な空間です。

    屋上コート


    体育・部活動で使用する屋上コート。多目的コートが2面あります。

    国語 メディアリテラシーの展示

    新聞を身近なものとするために、定期的に新聞に目を通し、特に興味を持った記事について考えた事、思った事をまとめたものを展示しています。
    1年梅組の教室から見える景色





    カフェテリア 週間メニュー



    生徒はお弁当持参ですが、カフェテリアで食事することもできます。中学1年生、2年生前半までは、お弁当に加えてカフェテリアで購入したテイクアウトメニューを持ち込み、みんなで食事するスタイルです。


    メディアセンター

    約9万冊の蔵書を誇るメディアセンター。コンピューター教室、学習室、国際交流室、学園史料室など様々な用途で使用でき、生徒たちの自立的な学習を支援する空間として校舎の中心にあります。

    読書ノート green

    ノンフィクションを中心に、おすすめ本をピックアップし、あらすじなどを紹介。

    読書ノート blue

    読んだ本の紹介。生徒間で感想が共有されます。


    発想を広げ、課題を見つけ解決するための補助教材

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