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教育図鑑
編集部

1. 基地問題や戦後の沖縄は入試の定番

 アメリカ(米国)軍の基地問題はもちろん、戦後

の日本の歩みなど、沖縄を「切り口」にした出題は、入試の定番です。

 基地問題については宜野湾市の普天間飛行場や、移設先の名護市辺野古の位置を確認します。普天間飛行場が「世界一危険な基地」ともいわれる理由について「周辺に学校や住宅などが密集しており、米軍機やヘリコプターによる騒音や墜落の危険性がある」などとおさえておきます。

 ことしの6月に亡くなった大田昌秀・元沖縄県知事もポイントの一つ。知事時代に普天間飛行場の危険性をうったえ、1996年の日米両政府による返還合意につなげました。

 基地問題に関連しておさえておきたいのが1951年に結ばれた日米安全保障条約です。米軍の日本駐留などが定められました。同時に結ばれたサンフランシスコ講和(平和)条約も戦後史をテーマにした出題でよく出ます。沖縄と奄美群島、小笠原諸島は本土と切り離し、米国が統治することなどが定められました。奄美群島は1953年、小笠原諸島は1968年に返還されましたが、沖縄の返還が実現したのは1972年。このときに首相をつとめていた佐藤栄作が「非核三原則(核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず)」を唱え、1974年にノーベル平和賞を受賞したことも大事です。

 また、返還前の沖縄では「円」ではなく「ドル」が使われ、自動車は右側を通行していたことなどもおぼえておきます。

 歴史では15世紀ごろからの歩みに注目します。当時は琉球王国が明(いまの中国)や日本などとの交易で栄えました。しかし、倭寇(中国や朝鮮半島の沿岸を荒らした海賊)の進出などで東南アジアでの交易のあり方がかわると次第におとろえ、江戸時代のはじめには薩摩藩に攻められて支配されるように。近代になると、明治政府が「琉球は日本の領土」と主張し、1879年に沖縄県を設置(琉球処分)。太平洋戦争末期にははげしい地上戦があり、ひめゆり学徒隊とよばれる女子学生らも動員されました。

(2017年12月11日 LINEニュース 朝日こども新聞掲載)

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