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    言わずとしれた開成・麻布とともに「男子御三家」の一角を占める名門校である。中高とも4学級160名で、どちらかといえば小規模な生徒数の男子中高一貫校。第二外国語を履修(中学選択必修、高校は自由選択)できたり、大学の教養課程を上回る高いレベルの授業が展開されていることで知られる。学校独自のポリシーを貫徹し、例年、大学合格実績においては実進学者数のみを発表するだけ。他校のように合格したけれども進学しなかった生徒は発表数字に一切反映されていない。近年、東大進学者数が減少傾向にあり、2013年東大前期発表(3月13日調査段階)では27名である。160名を越える開成、70~80名の麻布とは、大きく水をあけられてしまった感もある。校風は、なんといっても自由、自由すぎるほど自由だとされている。昨今の母親たちが、「自由=奔放」と理解しがちな側面もあり、「武蔵ほどに自由であっては心配」と敬遠されているのかもしれない。中学入試においても理科の通称「お土産問題」に代表されるように他校とはひと味もふた味も違う独自の優れた出題をしているのだが、このところ志願者は一時より減り、実質競争倍率が2倍程度とかなり入りやすい側面が顕著となってきている。

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