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中学入試を終えた朝小読者の「合格体験」の最終回。今回は、公立中高一貫校の対策のほか、私立中の過去の入試問題(過去問)への取り組み方などについて、教えてもらいました。

1. 文章力は書いて身につける(東京都立小石川中等教育学校に合格)

 

 中学受験をしようと決めたのは4年生のころでした。ずっと私立中向けの勉強をしていましたが、6年生の7月に都立小石川であった「適性検査問題解説会」に参加し、9月の「創作展」でクラスごとの劇を見て、楽しそうだと思ったことから、入りたいと本格的に思うようになりました。

 ただ、適性検査は記述が多くなります。そこで毎週土日に、400〜440字の作文の練習を続けました。もともと本を読むのが好きでしたが、文章を書くときは、すばやく自分なりの具体例を見つけ出して書けるよう練習しました。「文章力」をつけるには、とにかくたくさん書いて慣れるしかないと思います。

 小石川を受けると決めたころは自信がありませんでしたが、今年1月の模擬試験(模試)で、思った以上に点数が取れたのが自信につながりました。本番でも時間配分がうまくいき、ほとんどの問題を解くことができたので、手ごたえは感じていました。

 発表当日は、学校から帰宅後に、親から「合格した」と聞きました。心の底からよかったと思い、いまでも少し興奮しているくらいです。

 受験勉強に取り組んだ3年間は長かったけれど、ふり返ってみたら、あっという間でした。大変でしたが、塾の授業は楽しかったし、学んだ知識はこれからも生かせると思います。

 学校から帰ったときなどに読む朝小では、まんがの日本の歴史や故事成語が楽しみでした。また、ひきたよしあきさんのコラム「大勢の中のあなたへ 2」にも、はげまされました。小石川は科学教育に力を入れる「SSH」(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されているので、実験などの授業が楽しみです。運動部に入って思いっきり楽しみたいと思います。

2. 過去問を繰り返し解きなおす(大阪・大阪星光学院中に合格)

 

 大阪星光学院にあこがれるようになったのは4年生のころ。スクールフェア(文化祭)で生徒が作った映像作品を見て、楽しそうな雰囲気がいいなと思ったからでした。家から通いやすいことも魅力でした。

 力を入れたのは、過去問の対策でした。6年生の10月ごろに解き始めたときは、まちがえてばかり。それでもまちがえた問題を一つひとつおさらいし、しばらく時間をおいてから、1年分を2〜3回は解きなおしました。6〜7年分にあたるうちに、少しずつ正答率が上がっていきました。

 6年生の12月ごろになると模試などの結果もよくなり、自信につながりました。試験直前、自分の中では合格できる確率は7割ほどかなと思っていました。ところが本番は、周りに同じ塾の人が少なく、緊張しました。不安のせいか、過去問に比べて今年の問題は難しいんじゃないかとも感じられました。試験が終わったときは、合格できる確率は4割くらいかなと感じました。

 発表当日は、別の学校の試験がありました。試験後、大阪星光学院に発表を見に行ってくれたお父さんから「合格した。よくやった」と声をかけてもらいました。信じられないくらいうれしかったです。

 時事問題がそれほど多く問われる学校ではありませんが、朝小では1面でニュースを知るのが好きでした。また受験関係の記事は切りぬいて取っておくこともありました。  

 受験は大変でしたが、自分で勉強したことは必ず結果が返ってくるんだということを知りました。

 中学に入ったらすぐにある合宿が楽しみです。友達をたくさんつくり、弓道部に入ってがんばりたいです。 (2018年3月11日 朝日小学生新聞掲載)

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