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夏休みの宿題の定番「読書感想文」。いやだなと思っている人もいるかもしれませんね。東京・筑波大学附属小の青木伸生先生(国語科)に、本を選ぶ、読む、読書感想文を書く、それぞれのコツを教えてもらいました。(小勝千尋)

ポイント1  本を選ぼう!

 本の選び方は、普段から読むことに慣れているかどうかで変わります。

 普段から本を読んでいる人は、気になった本をメモしておいたり、ひと言感想を書いておいたりすると、選びやすいです。

 読むことに慣れていない人は、さし絵やタイトルを見て、おもしろそうだと思う本を選んでみましょう。読むことが苦手なら、無理して厚い本ではなく、うすい本を選ぶのもおすすめです。

 教科書にのっている推薦図書や、学校の先生や図書館の司書の先生におすすめの本を聞いてもいいかもしれません。

ポイント2 気をつけて読んでいこう!

 物語は多くの場合、最初と最後で何かが「変化」します。低学年向けの作品では「登場人物の気持ち」が、中学年では「登場人物同士の関係」が、高学年では「登場人物のものごとの見方や考え方、生き方」が変化することが多いです。そこに注目して読み進めるといいです。

 

 まずは、何が変化しているのか考えながら、ざっと読んでみます。「ここが変わった!」というポイントが見つかったら、ふせんをはります。気になったところや、心に残ったところにもちがう色のふせんをはっておきましょう。ふせんの部分は、後でじっくり読みます。

 

 通して読むことが途中でいやになってしまったら、真ん中は飛ばして結末を読みましょう。きっと最初と何かが変わっているはずです。「なぜこう変わったのだろう?」と気になったら、その答えを探しに、またもどって読んでみましょう。

 ※図書館で借りた本は、ふせんをはると文字がはがれてしまうことがあるので、ノートにメモをとっておきましょう。

ポイント3 感想文を書こう!

 大きく分けて二つの方法を紹介します。一つ目は、最初のところであらすじを書いて、後半に感想を書く方法。あらすじは、最初こうだった人、もの、ことが、最後はどうなったか、それはなぜか、を意識して書くと書きやすいです。感想は「気になった・心に残ったふせん(またはメモ)」の部分を、なぜそう思ったのかという理由といっしょに書いてみましょう。

 

 二つ目は、登場人物になりきってみる方法です。読んでいる中で、共感した登場人物の行動や言葉に焦点を当てて、もしも自分がその登場人物ならどうしていたかと想像して書いてみるのもおもしろいでしょう。

 一番大切なのは、読書を楽しむことです。感想文を書くことを意識しすぎると、読むのもいやになってしまうかもしれません。一気に読まなくても大丈夫です。一区切りずつ、何が変わるのかな、とドキドキしながら読んでみてください。(2018年7月6日)

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