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わが子にあう中学校をえらぶサイト

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Q.下にきょうだいがいるのですが、受験生にかかりきりになってしまいます。

A.基本的に、受験生に両親がかかりきりにならないよう、役割を分担しましょう。「国語と社会はパパ、算数と理科はママ」といった役割分担ではなく、「受験生はパパ、他のきょうだいはママ」というように、スッパリと線引きをします。そして、きょうだい担当になった親は、受験生の勉強には口を出さず、健康管理面のみフォローしてあげましょう。

 下のきょうだいが小さい場合、受験生が長時間家で勉強する時(土日など)は、できるだけ同じ屋根の下にいないようにします。幼児は受験生に遊んでほしくて何だかんだちょっかいをかけてきますが、受験生は幼いきょうだいの動向や立てる音がやたら気になり、隣の部屋でDVDを見ているのも気に食わないものです。

 また、幼いきょうだいを外に連れ出す際は、受験生が「ズルい!」と思うような過ごし方(自分も行きたいと思っていた場所に行く、自分も食べたいと思っていたものを食べる等)は避けてあげてください。

 下のきょうだいも、寂しい思いをしています。幼ければ幼いほど家族の注目を集めたいものですが、どうしても受験生が最優先になりがちです。そういう時は、「お姉ちゃんも頑張ってるんだから、我慢しようね」ではなく、受験生がいない時に思い切り甘やかしてあげてください(特に受験生担当の親)。

 また、受験生がイライラのはけ口としてきょうだいにつらく当たることもあります。「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なのに何するの!」と叱ると、受験のストレスで疲れた受験生は「どうして私ばっかり……」と、何もかもが嫌になり、家庭内で四面楚歌になってしまいます。

 この場合は、受験生のイライラを鎮めるのではなく、受験生の本来の優しさを呼び起こす方法を取りましょう。常日頃から、下の子に「お姉ちゃん(お兄ちゃん)も大変だから、一緒に応援しようね」と働きかけ、お姉ちゃん(お兄ちゃん)への応援メモ、お姉ちゃん(お兄ちゃん)の好きな駄菓子のプレゼント等を細かく差し入れていきます。

 それでも改善しない場合は、受験が終わるまで少しでもきょうだい接触の時間を減らしましょう。受験が終われば受験生もつきものが落ちたようになりますよ。


安浪京子(やすなみ・きょうこ)岐阜県生まれ。中学受験算数専門プロ家庭教師「(株)アートオブエデュケーション」代表として、受験算数の指導および中学受験メンタルサポートに力を入れ、毎年多数の合格者を出している。著書に『きょうこ先生のはじめまして受験算数』(朝日学生新聞社)他。連載、講演、セミナーなど多数。新刊『中学受験 6年生の親がすべきこと 53の悩みにお答えします』安浪京子著 定価 本体1500円+税 12月31日発売

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