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勉強する意義は何か。中学入試はもちろん、高校や大学の入試も始まり、受験シーズンをむかえました。あらためて「勉強」と向き合ってみてはどうでしょうか。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」の代表、清水章弘さんに聞きました。(編集委員・沢辺雅俊)


「モテたい」という目標もOK

――勉強する意義について、どう考えますか?

 純粋に学ぶことが楽しいという場合もあるでしょうが、大きく二つあると思います。

 将来の選択肢を広げることと、その選択肢を選びやすくすること。たとえば「医師になりたい」と思っても、算数が苦手だとなりにくいというのが実情です。まだ将来の選択肢が定まっていないなら、広くもっていたい。勉強をがんばれば、実現できる確率が上がりますから。

――勉強するうえでの目標は、将来に設定するといいという意味なのでしょうか?

 目標やゴールは多ければ多いほど、モチベーション(やる気)に結びつきます。「□□中学に入りたい」とか「△△大学にいきたい」でもいいし、「ライバルに勝ちたい」「あの先生と仲よくなりたい」といったものでもかまわない。目標がころころと変化したってOKです。「1週間後のテスト」や「□年後の入試」といった縦の時系列のほかに、いま現在の横に広がるものがあるといいかもしれませんね。「だれかにモテたい!」など、ちょっと不純な動機のほうが案外、背中を押してくれます。

――「受験勉強」といった場合、その意義はどのようなものでしょうか?

 目標を達成するスキル、情報を処理する能力、考えるという習慣、自己分析、メンタル面の強化……。これらはスポーツや学校行事などでも夢中になって取り組めば習得できるので、受験勉強でしか身につかないものではありません。

 ただ、受験勉強をがんばったら、その「見返り」が必ずあるので、楽しく実のある勉強になるようにしたいですね。

種をまき、学びを引き出す

――「学び」を引き出すために、家庭で保護者ができることはありますか?

 子どもが興味をもちそうな「種」をまく、興味をもったらいっしょに掘り下げる。これが基本です。そのためには保護者自身がいろいろなことに興味をもっている姿を見せるといい。手が届くところに電子辞書やタブレットを置き、何かを調べるときの「ハードル」を低くしておくと、子どもからの疑問にすぐ答えられます。

――具体的に、どのような方法がいいですか?

 一つは、教科書から飛び出すこと。本や新聞を保護者がおもしろそうに読んでいると、子どもも読むようになります。興味があることをテーマに「〇〇新聞」をつくったり、朝日小学生新聞を勉強に活用したりするのもおすすめです。

 もう一つは、家から飛び出すこと。図鑑やタブレットをもって外に出かければ、植物や昆虫も調べられます。高校や大学のイベントに連れていき、次の「ステージ」を見せるのもいい。保護者の知り合いに仕事の話をしてもらうのもおすすめです。親や友だちとはちがった「ナナメ」の関係が、いい影響をあたえます。(LINENEWS朝日こども新聞)


清水章弘

東京・海城中学高校、東京大学教育学部・同大学院で学ぶ。「プラスティー」を東京と京都で経営。朝日小学生新聞の姉妹紙、朝日中高生新聞で高校受験向けのコーナーも連載中。著書多数

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