◆国内サマースクール
中学1年生で行った「深川めぐり」を活かし、自分達が初めて会う外国人に地元深川の地を紹介する3日間のプログラムです。2年生全員を対象として7月に実施します。
各グループに1人のネイティブの教員がつき、スピーキングトレーニング・発音リスニングトレーニング・プレゼンテーションの仕方などを学びます。2日目には、フィールドワークとして、各グループが決めたテーマに基づいて、ネイティブの教員に深川を案内します。最終日には、グループ毎に、調べた内容に基づいたディスカッションをし、その後準備をして、英語でプレゼンテーションを行います。
Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能だけでなく、コミュニケーション力・プレゼンテーション力も身につきます。本校ならではの「課題-探求-表現」型のプログラムです。
◆海外サマースクール
中学2・3年生の希望者を対象とした英語研修プログラムです。夏休みにオーストラリア・ブリスベンかアメリカ・デンバーへ11日間研修に行きます。
事前学習の中で、訪れる国の文化や歴史を学ぶと共に、自国についても紹介できる知識を身につけます。現地では、午前中は英語レッスン、午後はアクティビティと、生きた英語を学びながら異文化を体験します。また、地元の小学校を訪問するなどして日本文化を紹介する機会もあります。基本的にはホームステイとなります。最初は緊張するホストファミリーとの生活も、最後のお別れの時には、多くの生徒が涙を流して別れを惜しみます。海外にもう一つの家族ができ、帰国後も卒業後も長くおつきあいが続く素敵なプログラムです。
◆毎日英語
週に1回のネイティブの教員による英会話授業は、習熟度によって分割された少人数で行います。又、そのほかにもJETプログラムから派遣されたアシスタント講師が体育の授業に参加するなど、英語に触れるチャンスがあふれています。
更に、朝読書の時間を使い、週に1回「洋書の日」を設けています。各学年に1つずつある「洋書BOX」から好きな本を選んで読むことができます。1冊読み終わる毎にシールが与えられ、たくさんのシールを獲得した生徒が学期毎に中学生・高校生から1名ずつ選出され、“Reading Queen”として表彰されます。
◆オーストラリア語学研修
高校1・2年生の希望者が参加できるオーストラリア・ブリスベンの学校を訪問する夏休み18日間のプログラムです。現地校生徒宅にホームステイし、異文化交流をはかります。現地校の授業に参加したり「日本語」の授業で日本文化を紹介したりします。オーストラリアの大自然に囲まれて、文化を体感できるプログラムです。
◆オーストラリア短期研修
高校1年生希望者の中から、作文および面接で選考された1名が、夏休みが始まる7月後半から9月後半までの約2カ月間、オーストラリア・メルボルンの高校に研修生として派遣されます。海外の文化や生活習慣を現地での日常生活を通じ実体験することにより、多角的に自己や自国を見つめることができるので、新たな自分を発見できる可能性もあります。テーマを持って留学し、その体験の成果をレポートにまとめ、プレゼンテーションで表現します。研修中は、ホームステイまたは現地校学生寮に滞在します。
◆トビタテ!留学JAPAN
文部科学省が展開し、官民協働で大学生や高校生の海外留学を支援している制度です。基本的に留学費用は奨学金として支給されるので、返還の必要がありません。2015年より高校生も対象となり、今年で5年目を迎えました。本校は当初より「トビタテ!留学JAPAN」への挑戦を奨励し、サポートしてきました。その結果、本校は2015年より5年連続で合格者を輩出しています。
◆1年間留学
高校1年1月から2年12月まで英語圏の国(アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)の高校に現地校1校に本校留学生1名を原則として1年間留学します。
1年間の海外留学は、基本は「分かり合えないこと」の連続です。日々、文化的背景(コンテクスト)の擦り合わせをし、他者理解と合意形成の場をくぐり抜けることになります。自分が少数派の一人であることを体感するわけですから、社会的な弱者や少数派の人々への配慮も自然と身につくことになります。
◆ゼロから創る留学プログラム
留学中は、現地校生徒と同じ授業を受け、課外活動にも参加します。また、毎週の授業の中に「幼稚園実習」を組み込んだり、夏休みに博物館ボランティアガイドを体験したり、自分自身で留学プログラムを創造していきます。いわば、自分で未来を描くプログラムです。
◆特色のあるカリキュラム
◎「ジェンダー」をテーマにしたプロジェクト学習・・・国を超えた未来への学び
少子高齢社会の日本。様々な分野で女性の活躍が期待されます。一方、家庭や職場などでジェンダー(社会的、文化的、心理的性別)の不平等を感じます。世界経済フォーラムにより毎年公表されているジェンダーギャップ指数においても日本は下位に位置しています。
そこで、女子教育の場でこそできる「社会貢献・社会創造を担う女性とは」を課題として、グローバルキャリアという視点を軸に、「ジェンダーフリー(ジェンダーにとらわれない)社会」のあり方を生徒1人1人が追究していきます。
国際科では、1年次にジェンダーの基礎論を学び、2年次に全員が海外留学(英語圏)を経験、その中で日本を相対化して見つめる力をつけます。留学中はジェンダーに関するテーマを各自が設定し、フィールドワークとリサーチワークを進めて、帰国後に英語論文としてまとめて発表します。
ジェンダーフリー社会の実現は簡単ではありません。だからこそ、現状に向き合い 批判的思考を持って自ら問い、葛藤し続ける市民の育成を中村は目指します。
◎TOEFL対策
TOEFLとは英語を母国語としない人々の英語力を判定する世界規模のテストのことです。アメリカやカナダの大学・大学院に留学するときは勿論ですが、国家公務員試験への導入も検討されています。卒業時までにiBT80点(PBT550点)獲得を目標とし、国内難関私立入試や海外大学入学に対応できる力の習得を目指します。
◎ドラマ
ドラマとは、対話の構造を内包した演劇的手法のことです。この授業はリサーチワークを基礎において、DD(デイベート&ディスカッション)、DW(ドラマワーク)、プレゼンテーションなどを主な学習活動として展開していきます。A論とB論のどちらかに勝敗を決するというディベートの授業も大切ですが、ディスカッションはA論とB論を擦り合わせてCという新たな概念を生み出す「合意形成」のプロセスを重視した対話型の授業と位置づけられ、日常的に取り入れられています。その他、身体表現にも重きを置き、学びの全身化を目指しています。
◎SAT
アメリカの大学入学に要求される適性能力テストの一つにSAT(Scholastic Assessment Test)があります。SATには、Evidence-Based Reading and Writing, Mathの2教科と選択科目のEssayがあります。Reading and Writingについてはネイティブの教員が担当し、Mathについては日本人の数学教員が実戦的な授業を行っています。
◎Dual Enrollment
高校在学中にアメリカの大学の科目を早期履修する制度です。留学から帰国後、一定の学力や条件をクリアした生徒はテンプル大学ジャパンキャンパスで学ぶことができます。高校生でありながら、アメリカの大学の授業が受けられる貴重な機会です。
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