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取材日:2016年11月12日

インタビュイー:地歴公民・道徳 白井利剛先生

インタビュアー:教育図鑑編集部 田口亮太


1. 自己紹介

田口:白井先生は生徒から呼ばれているニックネームとかありますか?
白井先生:ははは、自分で答えるのは恥ずかしいね。今の高3からは中学生の時に「シラドン」と呼ばれていました。
田口:担当の教科を教えてください。
白井先生:担当は、地歴公民と道徳です。
田口:担当のクラブを教えてください。
白井:現在は水泳部です。
田口:教員歴を教えてください。
白井:32年です。創立3年目からずっとこの学校に勤務しています。


2. 教材について

田口:授業でどんな教材を使っていますか。
白井:そうですね、道徳はオリジナルの教科書を作ってやっています。
田口:地歴公民のほうはどうでしょうか。
白井:今、私が担当しているのは、高校3年生の政治経済科目の学校担当というのをやっているんですね。生徒たち自身が問題を解きあう、生徒たちが問題演習をやりながら教えあうというのをやっています。それが週に2時間連続の授業と1時間の授業で週に3時間あるんですね。そういった問題演習以外ですと、模擬選挙をしましょうということで、実際に市役所から
本物の投票用紙とか投票箱をお借りして、模擬選挙をやったり。あとは、貿易ゲームや、模擬裁判をやったりしていますね。田口:御校は道徳の授業がすごく特色があると思うのですが、これは何年前からやられているのですか。
白井先生:道徳という授業になってからは、7、8年前からですね。ただ、同じ内容で平成13年から高校生の倫理という授業でやったのが始まりです。
田口:これは、中学1年生からやるんですか。
白井先生:道徳自体は、中1、中2、中3とあります。多くの学校では、学級担任が道徳の授業をやることが多いと思うのですが、本校は学年ごとに担当者を決めて行っています。ですから、私の場合、中学3年生を4クラス、週1時間ずつ担当しているというかたちなんですね。
それで、1、2、3年と発達段階に応じて授業を作っていくと。学年ごとに目標があって、それに合わせながら一人一人がどう生きるかということにつながるような3年間にしていきましょうということです。文部科学省が出している教科書をもとにしているだけの授業ではないですね。規範意識を持たせるという目的だけの授業ではないということです。田口:内容を拝見しましたが、まずは自分自身を見つめることから始まって、そこから発展していくというか・・・
白井先生:そうですね、自分自身を見つめて、自分の中から湧いてくる思いに耳を傾けるという感じですかね。あとは、日頃当たり前だと思っているものが視点を変えると当たり前ではなくなるということに気がつくとか。
田口:ちなみに、こういった授業は他の明治大学の付属でも行われているのですか。
白井先生:やっていないです。これは、明八独自のものなんです。生徒たちには、授業の一番初めに、明八だからできる授業をしようと言うんですよ。例えば、本校の大きな財産は自然だから、この自然を使って、時には窓を開けてみると鳥の声が聞こえるねとか、裏山に登ってみたりとか、森の中で本を読んでみましょうとか、そのような明八だからこそできる授業を目指しているので。本校オリジナルの授業という気持ちでやっていますね。


3. クラス分けについて

田口:選抜レベル別の制度はありますか。
白井先生:本校は特別クラスは作っていません。高2、高3で理系・文系に分けるだけです。
田口:レベル別でクラス分けをする学校としない学校がありますが、御校がクラス分けをしない理由を教えてください。
白井先生:明治大学に進学する生徒が約8割ですから。受験がメインではないので、生徒の多様性を育てるようにと考えると、一部が最難関校を受けるというのではなくて、みんなで明治大学に行きましょうと。また、明治大学にないような学部を目指している生徒であれば、そういうところに行ける力をつけましょうという形で指導しています。そのような理由で特別クラスは作らないということです。


4. 留学制度について

田口:留学制度はありますか。
白井:ないです。高1、高2を対象にして、夏休みにオーストラリアに約2週間、語学研修にいくというのがあるのですが、留学制度自体はないんです。明治大学はスパーグローバル大学に認定されていますので、大学に行ってからでも十分留学には行けますから、まず中高は基礎学力をしっかり身につけるという感じですかね。

5. 英語教育について

田口:英語教育で特に力を入れていることは何ですか。
白井:まず、中学1年生でクラスを半分に分けて、授業を展開して、とにかく落ちこぼれてしまう生徒を作らないようにというのが一番ですね。あとは、電子黒板も導入しましたので、それを有効に使ったり、電子教科書を使った授業なども展開しています。
あとは、4技能というものが注目されていますので、それらを高めるという授業に切り替えていく必要があると考えていますね。 「電子黒板を使った少人数英語授業」


6. キャリア教育について

田口:キャリア教育は行っていますか。
白井:進路ということで、自分がどう生きていくかということを目指す、大学に入るためのキャリア教育ではなくて。進学と進路は違うんだという発想をしているんですね。進学というのは、大学や高校に行くこと、でも進路というのは、大学に行った先のことだから生きている間ずっと必要になるだろうという考え方をしています。その中で、中学1年生は、保護者から職業の話を聞きましょうとか、中学2年生になったら身近な人の職業についてインタビューをしてみましょうと、中3になったらもう大学を意識して学部研究をしてみましょうと。だから、通常は各大学のオープンキャンパスの参加というのは高校2、3年生からだと思うのですが、本校では中学3年生でまず明治大学に行ってどんな学部があるのか見てくるんです。そして高1で、中学から本校の生徒と高校から入学してきた生徒が混じるのですが、その時に中学からの生徒はオープンキャンパスでは明治大学以外に行ってきなさいと指導しています。高2、高3になってくると自分に必要なものを探していきましょうということをやっています。たとえば、会計学に関する学部への進学を考えている生徒には簿記の講座を学内で受けられるようにするとか。学校の中で全てが完結するようにということで、中3から高3までの希望者が夜間講習を受けられるという形ですね。



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