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2016年12月2日

「教育には『ここは譲れない』っていうところがないといけないんです」

取材日:2016年12月2日

岡田:先生になった一番の動機は何ですか?

藤田先生:体を動かすことが好きだったから。でも最初は先生になるつもりはなくて。とにかく運動が好きなので、運動ができる大学を選んで、そこでダンスに出会って、今に至るっていうことなので・・・なんとなく結果がついてきてしまったかなっていう感じなんだよね。

岡田:もともと大学ではダンスをやろうとは思ってなかったんですか?

藤田先生:いや、最初からダンスにしようかなって。創作ダンスってやったことないんだけど踊ることは好きだったから、大学ではダンス部に入りました。

岡田:これまでに習った、尊敬できる先生を具体的に教えてください。

藤田先生:尊敬できる先生って、正直いないんだけど。(笑)これまで教わってきた先生は個性的な先生が多いので、印象に残ってる先生は何人かいるかな。特に大学でダンスを習ってた先生はほんとに厳しい人で、理不尽なことも言うんだけど、それでも大事なこともたくさん教えてくれましたね。

岡田:教師になった直後と現在とで、先生ご自身に大きく変わったところはありますか?

藤田先生:最初は「教師になるつもりはなかったから・・・」っていうことを言ってたんですけど、やってみると「教師は自分に合ってたのかな」って思うようになりました。教師になった直後は自分も精一杯で、生徒へのダメ出しが多かったかな。注意したりダメだよって言ったり。でも、最近は生徒たちのいいところが見えるようになってきて。指導の面でも、自分のやり方をいろいろ考えられるようになったのかなと思います。

岡田:好きな本、影響を受けた本を教えてください。

藤田先生: 正直、本はあんまり読まなかったんですけど。(笑)でも昔から推理小説は好きで、それはすごく読んでいましたね。謎解きとかそういうのがすごい好きで。色々と考えたり、そういうものがダンスの作品を作っていく上で活きてるのかなっていう感じもします。

岡田:「大学に行くとどんないいことがありますか?」と生徒から質問されたら、どう答えますか?

藤田先生:「たくさんの人との出会い」かな。大学には生徒が全国から集まってくるじゃないですか。だから、狭い世界では分からなかったことや知らなかったことを味わえる。自分のやり方によっては、そこからどんどん繋がって、いろんな分野にも広がっていく。だから、やっぱり大学について一番に伝えたいことは「いろんな人との出会い」かなって思います。

岡田:中高一貫校にあって、一般の中学校にないものといったら何ですか?

藤田先生:中学の段階で高校のイメージが湧くっていうことかな。近くに高校の先輩たちがいて、「高校生になったら、こういうことをやるんだな」っていうのをイメージしながら生活できる。それが一番大きいんじゃないかなって思います。

岡田:中高一貫って、部活においてのメリットが大きいかなって思います。

藤田先生:特にダンスはそうかもね。(笑) 数少ない中高一貫でやる部活だから、そういう面では一貫じゃないと味わえないかもね。

岡田:中三で大変だったときもすぐ側に高一の先輩がいましたから、アドバイスとかを聞いて。

藤田先生:そうね。だから、結構相談もしてるよね。中学生が高校の先輩に相談したり、高校生が中学生に教えたり。他の部活だと体力だったり体格の差があるんだけど、ダンスは一緒にやるからね。それが一番いいとこかな。

編集部:ダンス部は中高が合同の部活なんですか?

藤田先生:そうなんです。作品を作るときは別々なんですけど、基礎練習とかそういうときは中一も高三も同じことをやってるんですよ。中一は体も小さいですし、すごい大変だと思うんですけど。(笑) でも、一生懸命ついてきますね。

編集部:指導は藤田先生1人で?

藤田先生:そうですね。基本的には私が中心に指導しています。あと、週に1日、コーチに来てもらってます。部員は中高合わせると大体60人ぐらいです。

岡田:作品を作るときは体育館を半分に分けて、こっちが中学生、こっちが高校生ってやってるだけで、お互い常に見えるところで練習してます。

藤田先生:お互いの練習を見合ったりとかも。中学校の作品を高校生がアドバイスしたり、指導したりということもしています。

岡田:合宿も中学生と高校生一緒に行きます。だから何かあってもすぐに先輩に聞けたし、相談もできた。中高一貫のいいところはそこだって、私は勝手に思ってました。

藤田先生:私から注意を受けた生徒も、そのまま先輩のところに行って「どうしたらいいですか?」って相談してるみたいですね。

編集部:6年間指導できるって、やっぱりちょっと違うんですね。

藤田先生:そうですね。中高の6年間って、一番生徒の成長が著しい6年だと思うんですよ。「中一のときはこんなに小さかったのにね」っていう。だから、それはすごくいいことだと思いますね。

岡田:私も久しぶりに文化祭を見に行ったときに、中学一年生だった子が中学三年生になって、テキパキした先輩になっててびっくりしました。(笑)

岡田:久我山にあって、他の私立にないものといったら?

藤田先生:やっぱり男女別学ですね。伝統的な女子校だと、先生が生徒を呼び捨てにしちゃいけないとかあるんだけど、久我山はそういうのがないよね。(笑)それは男子がいるからなのか、女子もそういうものだと思っているのか。

ダンス部は女子しかいないですけど、男子と一緒にやってる部活もあるし。男子が程よく関わるというか、”女子校女子校”してないっていうか。そういう部分は、やっぱり男女別学ならではなんじゃないでしょうかね。

編集部:久我山の生徒の特徴って何かありますか?

藤田先生:他の女子校だと規模が大きいので、クラス数とか人数がすごく多いんですけど、久我山の女子部は割とこじんまりしてるんです。学年がまとまりやすいので、何かやろうっていうときには動きやすいんじゃないんでしょうかね。1学年が7クラス、8クラスある女子校もあるじゃないですか。その規模だとまとまるのがすごい大変だって聞きますので。 【※編集部注釈:女子部はSTクラスが2クラス、一般クラスが1クラスの計3クラス。STクラスは、東京大学や一橋大学をはじめとする国公立大学への現役合格をめざすクラス。】

編集部:ダンスをやるときって個人指導もするんですか?それとも全体指導?

藤田先生:両方ですね。

編集部:いくら目が届きやすいといっても、60人は大変ですね。

藤田先生:そうなんですよ。(笑)近くにいる生徒はやっぱり目が届くじゃないですか。後ろにいる生徒たちはどうしても目が行き届きにくいとは思うんですけど、生徒が前に行きたいとか場所を変えたりとか・・・岡田のときはどうしてた?

岡田:立ち位置ですか?先生に変えられてる子いましたし・・・最初の基礎練のときはみんな前に行こうとしてましたね!私は大学でもダンスサークルに入ってるんですけど、中高の流れで1人だけ前に行っちゃったりしてます。(笑) 

藤田先生:やっぱり、ちょっと控えめな生徒はもったいないというか、損ですね。

編集部:どこの学校でも今の生徒たちは控えめだって聞きますけど・・・

岡田:部活によるんじゃないですかね。

藤田先生:あー、そうね。でもダンス部でも意外と、部活では積極的な生徒がクラスだとおとなしかったりして。(笑)それはもったいないなって思うんですけど。すごく積極的な生徒たちもいるし、ちょっと受け身な生徒も多いかなとは思います。問いかけたときにパッと返ってくる生徒がちょっと少ないかな・・・という印象はあります。

編集部:「私をレギュラーにしてください!」みたいな生徒はいないんですか?

藤田先生:いません。(笑)ダンス部は基本的に全員レギュラーなんですよ。そこがダンス部のいいところでもあり、悪いところでもあるかもしれません。他の部活は選手争いとか激しいと思うんですけど、ダンス部は全員レギュラーになれるので。

岡田:中学に合格した生徒に、勉強以外で一生懸命取り組んでほしいことは?

藤田先生:やっぱり部活かな。(笑)部活って、その時期しかできないことだから。組織として集団としてどう動くかってことも学べるし、技術だけじゃなくて仲間も見つけられるし。やっぱり何か打ち込んでるものがないと、勉強も伸びないんじゃないかなって思います。

岡田:生徒からの相談で、印象的なものがあったら教えてください。

藤田先生:言えないものも色々ありますけど。(笑)

編集部:そういうときには、一人一人に時間をかけて個別にお話しされるんですか?

藤田先生:そうですね。個人的な悩みだったら、やっぱり聞いてあげることが一番いいことだと思う。相談できないっていう状況が一番苦しいんじゃないかと思うので。

編集部:それは先生の方から「いつもと何か違うな」と思って声掛けされることもあるんですか?

藤田先生:ありますね。ちょっと注意力がなかったりとか、ミスが続いたりとか。普段はそうじゃないのにミスが続いたりすると「何かあったの?」って話しかけることもあります。話しかけたときにポロポロって涙を流して答える生徒もいるので、ちょっとしたサインなのかなとは思います。みんなが騒いでる中で1人そこに入れない生徒だとか、ちょっと落ち込んでたりする生徒とかはやっぱり気になるので。

編集部:岡田さんは何か相談されたことはありますか?

岡田:たくさんあると思います。(笑)

藤田先生:岡田は中学からダンス部の部長だったんですよ。中学も部長で高校も部長なんですけど、中学の頃は結構ぶつかったよね。(笑)

岡田:なんか・・・全然ダメでした。高校のときも全然でしたけど。(笑)中学のときは、初めて部長になってどうしていいか分からなくて。なんでもやろうとしすぎて、結構先生に注意されてましたね。「周りにも同期がいるから、もっと頼りなさい!」って言われたりとか。それが一番印象的でしたね。

藤田先生:しっかりしてるのでなんでも自分で考えてやっちゃおうとするんだけど、要は突っ走っちゃったんですね。それでうまくいかなくてね。

ダンス発表会:高校一、二年生の女子が全員でやります。

岡田: どんな教材を使って授業をしてますか?

藤田先生:私はダンスの授業が主になるのですが、ダンスには題材のヒントになるアイテムが必要なんですね。そのために最初に使うのは、新聞紙。新聞紙を使ってダンスをさせる。

岡田:創作ダンスは自分のイメージを湧かせて作らなきゃいけないから、先生が最初の授業で新聞紙を持ってきて、「新聞紙の真似してー」みたいな。先生が新聞紙をクシャクシャってやったら、みんなクシャクシャってなったりとか。

編集部:新聞紙の真似をするんですか?

藤田先生:そうなんです。「新聞紙になって動いてみよう!」っていうのをやるんですよね、最初のうちは。

岡田:部活では先輩たちの動きにならって最初から作っちゃうんですけど、授業では新聞紙から。

藤田先生:ダンスは部活と授業でやることが全く違うので、授業を受けた生徒から「ダンス部って部活でこんなことやってんの?!」って驚かれます。(笑)

岡田:「やってない!部活と授業は違うからー」みたいな。(笑)

藤田先生:そこはちょっと分けていますね。授業では誰でもできることをやる。苦手な生徒にも苦手意識を持たせないようにしたいし、「体を動かすことって面白い!楽しい!」って思ってもらいたいので。そういう方向で授業は進めるようにしています。

編集部:やっぱり苦手意識を持ってる生徒もいますよね。

藤田先生:います。自己表現が苦手な生徒とか。

編集部:自己表現?

藤田先生:ダンスは自己表現。自分の思ってることを体で表現して、見てる人に伝えるっていうスポーツなんです。でもやっぱり、最初はどうしても恥ずかしいっていう気持ちがあるので、体が小さくなってしまう。最初はその恥ずかしさを取り除くところからやっていかないといけないんです。

編集部:なるほど。恥ずかしさを取り除くためにはどんなことをやるんですか?

藤田先生:ウォーミングアップで曲に合わせてパートナーチェンジをしながら動いていったりとか、体でじゃんけんをさせたりとか。チョキなら寝転がってもいいし、そこはどんどん工夫していく。「正解がないから何やってもいいよー」って。

岡田:今年もダンス発表会がすごかったです!

編集部:それは部活じゃなくて、クラスでやったやつ?

藤田先生:ダンス発表会っていう行事があって、高校一、二年生の女子が全員でやります。

岡田:いじめがあったときはどう対応しますか?

藤田先生:まずは話を聞くっていうところですね。やっぱり訴えがあったときには、その生徒からどんなことがあったのか聞いて、相手がいることだったら、相手にも話を聞く。双方から話を聞いて、まずは事実確認をしますね。クラスでもそうですし、学年でもその情報を共有して、学年全体で対処していきますね。

編集部:部活のいじめで問題はないですか?

藤田先生:いじめとまではいかないけど、やっぱり人間関係のトラブルみたいなものはどこでもありますね。

編集部:それは叱るとかじゃなくて話を聞くんですか?

藤田先生:もちろん指導が必要な場合は、ちゃんと指導をします。でも、難しいのはいじめってそれぞれ捉え方が違うんです。いじめられた生徒の気持ちを考えるのが基本なんですけど、「自分は人にこんな思いをさせてしまった」っていうことが、加害者側の生徒にも分かってもらわないといけないんです。それはいろいろお話ししながら伝えていきますね。

でも、私たちも別に監視をしてる訳じゃないので、全ての事は分からないんです。今はインターネットとかSNSが広がっているので、余計見えにくくなっているんですけれども。

岡田:でも久我山はすごいしっかりSNSの管理をしてますよね。「アップしちゃ駄目!」とか言われます。(笑)

藤田先生:インターネットやSNSに関しても、トラブルに巻き込まれないような使い方の指導ってことが大事だと思っています。やっぱり子どもなので、悪いと分かっていてもやってしまうことって結構多いんです。そういうことは逐一注意していかないといけないので、事あるごとに言うようにしていますね。

岡田:落ちこぼれた生徒にはどのような対応をしますか?

編集部:落ちこぼれって言葉が悪いですけど、勉強と学校生活というところの双方で教えていただけたら。

藤田先生:勉強に関しては、担任の先生から教科担当の先生に相談をします。「ちょっとこういうことを見てくれないか」って担任サイドからお願いする先生もいらっしゃいますね。学校に来れないとかそういう生徒に関しては、保護者との連絡を密にしてカウンセリングを勧めたりします。なんというか、久我山の先生たちは生徒をほっとかないんですよね。何かしらの手立てを考えようと動くので、その辺はきちっとしてるんじゃないかと思いますね。

残念ながら学校が合わないという生徒もいるので、そういう場合は早い段階で違う環境に移るっていうのも1つの方法だと提案させていただくこともあります。そういう生徒を無理やり嫌なところに引きずり出すのもかわいそうなので。

編集部:中学の場合、学力診断みたいなことでクラス分けをするんですか?

藤田先生:そうです。今の女子部はクラスが少ないので、あんまり分けられないんですけどね。女子部はSTクラスが2クラスで一般クラスが1クラス。STクラスっていうのは、他の学校でいう特進クラスのようなものです。国公立大学への進学を目指したクラスで、久我山にST入試で入学した生徒たちです。一般クラスは1クラスなので、下手をするとその1クラスのメンバーが6年間変わらずに卒業まで行くことになります。

編集部: STと一般クラスの入れ替えは?

藤田先生:基本的にないです。けど、成績を見て一般からSTへどうかという声をかけることもあるし、本人の希望でSTから一般へ移るということもあります。STクラスの数も年によって違っていて、岡田の代はSTが1クラスしかなかったです。

岡田:担任の先生もほぼ変わらずで6年間でしたね。

岡田:先生は人気があると思いますか?

藤田先生:ないと思います。(笑)みんなが怖がるので。私の姿を見て逃げる生徒が多いんじゃないでしょうか。(笑)

岡田:人気のある先生とはどんな先生でしょうか?

藤田先生:自分のポリシーというか、教員としてのポリシーがちゃんとある先生は人気があるんじゃないでしょうかね。指導にブレがなかったりとか。もしかしたら優しい先生がいい先生なのかもしれないですけど・・・どうなんだろうね?

岡田:優しい先生がいい先生なのかな・・・好き嫌いで言ったらそうかもしれないですけど。私は、どの授業もいい先生に教わってました。ベテランの先生だったり、すごい一生懸命添削指導とかをやってくれる先生が多くて。担任の先生が講習期間に男子部のベテラン先生を連れて来てくれたりもしていたので、本当にいい先生にたくさん出会いました。

岡田:学校の好きな点を教えてください。

藤田先生:やっぱり“きちんとしてる”ところですかね。私自身、性格的にきちんとっていうのが合ってる性分なので、久我山はすごく合ってたかなって思います。

岡田:学校の「もっとこうしたほうがいいのに」という点はありますか?

藤田先生:ちょっと古いというか・・・昔ながらの考えが残っているところですかね。それが久我山のいい部分でもあるんですけど、悪い部分もちょっとあるのかなって思う。時代の流れで段々そぐわなくなってくる部分もあると思うので、そういうものを変えたいなっていうのは思います。

編集部:先生がおっしゃる昔ながらの部分ってなんですか?

岡田:制服とか・・・昔のまんまで、今も変わってない。でもコートとか体育着は変わりましたもんね。

藤田先生:そうですね。そんなふうに生徒たちが思っていることもそうですし、校則なんかもそうだと思うし。でも、昔に比べたら緩くなってると思うんだけどね。

岡田:昔はポニーテールがダメだったって聞いたことがあります。

藤田先生:そうそう。さっき言った“きちんとしてる“ところと関連してくるんですけど、教育には「ここは譲れない」っていうところがないといけないんです。それがいろんなところにあるのが、久我山だと思うんですよね。そういう環境で6年間を過ごすことで、社会に出たときに「ここまではいい」とか、「ここから先は自由に考えてやろう」とか、自分たちで判断ができるようになるんじゃないかなって思います。

岡田:久我山に進学した子どもは6年後どのように成長していますか?

藤田先生:これは、今話したことにちょっと似てますかね。久我山には、「ダメ」って言われることも多いんです。いろいろな決まりがあって、それに耐えて6年間を過ごす。そうすると、ある種の忍耐力みたいなのが身につくんですね。その中で自分の殻を破って出て行こうとする力は、社会に出るときに必ず生徒の助けになると思います。

久我山の卒業生って、いろんな場所に行っても活躍している人が多いんです。「久我山で育った人は間違いない!」って言われるのを聞くと、やっぱり嬉しいなと思いますね。人間的にきちっとしてるっていうか・・・そういう生徒が育つんじゃないかなって思います。全てがそうかは分からないんですけど。(笑)

岡田:自分の子どもを久我山に入れたいと思いますか?

藤田先生:半々かな。

編集部:どうして半々なんですか?

藤田先生:いいところもすごいあるけれども、他の学校にも魅力はいっぱいあるし・・・私立の学校って、意外に周りが見えなくなると思うんです。先生方もあんまり変わらないですし。他の学校にも目を向けると、もっといいことがあるような気がするんですね。

編集部:他の学校で魅力的なところって、例えばどんなところですか?

藤田先生:最近はグローバルとかいろいろ言われていて、学校でできることが増えていると思うんです。他の学校にも目を向けてみると「あっ、これはすごい!これも面白そうだな!」って思うことが結構あるんですよ。勉強というよりも、オプション的なものに結構惹かれますね。

編集部:逆に半分入れてもいいかなってとこはどこなんですか?

藤田先生:生徒たちも素直な子が多いし、先生たちもフレンドリーだし。別学っていうスタイルも他にはない魅力だと思いますので、そういう面では半分かなと思います。

岡田:私もそうですけど、久我山は兄弟姉妹で通う生徒が多いですよね。クラスに10人ぐらいはいたと思います。

藤田先生:3人兄弟で久我山に通ったとか、結構多いんですよね。ところで岡田はなんで久我山に来たの?

岡田:サッカー部です。(笑)我が家はすごいサッカー好きなんですけど、私が入学する直前に久我山のサッカー部が全国大会に行ったんです。そのときのサッカー部の部長が、メディアに取り上げられていたんですね。東大を狙いながら受験直前まで試合に出てた人で、サッカー部で部長もやって、ロッカールームでも勉強をしてみたいな。そのことを知ったお父さんが、久我山に目を付けたって感じです。(笑)私もその姿勢に感動したし。

文化祭を見に行ったときにも、「別学って意外と男女仲良さそうだよね」って話していたんです。はじめは、「女子校は多分無理だな」って思ってたんですけど、文化祭を見てみたら男女仲良さそうだったから。

久我山の6年間で男友達が出来たとかいうのはなかったんですけど、別学で生活している男子に”ときめく”ことはありました!それこそテレビで見るようなサッカー部の人たちが校内を歩いてて、「○○先輩!」みたいな。全国クラスで活躍してるクラブが多いから、それの応援に行けるっていうのが他にはないところですね。それはすごい楽しみでした。誇れますもんね。

藤田先生:いくらスポーツが強くても、「部活だけやってればいいよ」っていう学校じゃないのもね。

岡田:勉強の成績が悪いと、部停(部活動停止)になりますからね。

編集部:それはどんなスター選手であっても?

藤田先生:そう。そういうところで、文武両道っていうのが根付いてるのかなって思います。

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