聖光学院中学校 生徒インタビュー「勉強に追われてたのが『勉強を操る』みたいな生活に」

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  1. 取材日:

2016年11月15日

  1. インタビュアー:

在校生:2年A組 瀧澤広樹くん 卒業生インタビュアー:早稲田大学教育学部2年 上杉直矢

  1. 自己紹介をお願いします

上杉:今日はよろしくお願いします。

瀧澤くん:よろしくお願いします。

上杉:まず、学年と名前等、簡単な自己紹介をお願いします。

瀧澤くん:はい。58期の、中学2年A組の瀧澤広樹です。部活は、地理・歴史巡見部っていう文化部で、地理とか歴史に関して研究したりレポートを書いたりする部活をやっています。自分は日本史が好きで、趣味も本とかドラマとか、今やってる大河ドラマとか見るのが好きで。

上杉:なるほど。

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  1. 志望理由を教えてください。

上杉:じゃあ、早速、色々伺いたいと思うんですが、聖光学院を受験されたきっかけは何かありますか? どうして聖光になさったんですか?

瀧澤くん:そうですね。初めてその聖光の存在を知ったのは、小学4年生ぐらいでした。その時にはまだあまり志望は無くて、そのまま塾に入っていたんですけど。両親と一緒にこの聖光祭(文化祭)に来て、聖光の先輩方とかブースとかいろいろ見て、他校と比べて聖光はやっぱり紳士的な振る舞いっていうか。なんか困っていることがあったらすぐに助けに行くとか、ゴミの整理をすぐにするとか、ゴミ箱もあれだけ重点的に用意してあるのも、聖光の結構特徴的な部分だと思うので、気配りができるところとか、先輩たちのそのカッコ良さとか、そういったところですかね。

上杉:ああ、それはたしかにウチらしいかも。

瀧澤くん:僕は家から電車で近い所に住んでいるので、聖光が通うのには自分としても家としても、最も適切かなと思ったので聖光に入りました。 (聖光の文化祭は小学生に向けた内容が充実しており、入学生の志望理由1位も文化祭)

上杉:おー、なるほど。

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  1. 併願校を教えてください。

上杉:じゃあ、受験の時、他にどこを受けましたか?

瀧澤くん:都内の開成中学校と、同じ市内の浅野中と。

上杉:おぉ!

瀧澤くん:あと1月に西大和学園の4つですね。

上杉:(2月)1日に開成受けて、2日目聖光受けて、3日に浅野。結果とかって聞いちゃって大丈夫ですか?

瀧澤くん:一応開成も全部含めて受かりました。

上杉:おぉ!聖光も一次で?

瀧澤くん:一次ですね。1,2,3で(2月の1~3日で)済んだって感じですね。

上杉:開成に受かったけど、聖光に来たの?

瀧澤くん:そうです。さっき言ったように、元から聖光が第一志望で。開成に関しては、元々駒東(駒場東邦中学)と開成でどっちにするか、家族とも悩んでたんですけど、開成を目指して受験勉強しておくと、聖光により安定して入れるラインになるっていう風に思ってたので、元から聖光の合格圏にある程度入ってたんですけど、開成を目指してより安定して聖光に入れるようにしていました。

上杉:すごいですね。

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  1. 学校の好きなところを教えて下さい。

上杉:じゃあ、実際の学校生活についてなんですけど、この学校好きですか?

瀧澤くん:そうですね。入ってみてすごくいい学校だと思いますね。

上杉:どんなところが好きですか?

瀧澤くん:校舎が建て替えられて綺麗で、すごく住みやすいところですかね。住みやすいっていうのも変ですけど。

上杉:はは、暮らしやすい?

瀧澤くん:そうですね、過ごしやすいです。過ごしやすい校舎でいいなって思ったので。やっぱり先輩方もカッコ良いし、優しい対応してくれる先輩が多くて、やっぱりこの学校はすごくいいなって思いました。それにやっぱり、トイレが綺麗だったので。

上杉:あぁそうなんだ。

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  1. トイレはきれいですか?

瀧澤くん:ほかの学校の文化祭とか行っても、トイレだったり、校舎の壁だったりとか、学校にはよるんですけど、ちょっと亀裂が入っていたり、ちょっと臭いがあったりとか。

上杉:そうですね・・・。

瀧澤くん:なんですけど、聖光はそういうところが一切心配なくて。

上杉:うんうん。

瀧澤くん:すごく過ごしやすい環境だなというところが好きですね。

上杉:トイレ綺麗でしたもんね、旧校舎はだいぶ臭かったんですけどね。(笑)

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  1. 学校の中のお気に入りスポットは?

上杉:学校、いろんなとこありますよね。教室だったり、図書館だったり、ラウンジとか、屋上とか。その中で、お気に入りのスポットとかありますか? そこにいることが多い、みたいなところ。

瀧澤くん:1日中教室にいることが多いですね。移動教室とかがなくてお弁当を持って行っている日とかだとずっと教室にいて1日終わることがあるので、教室が結構お気に入りといえばお気に入りなんですけど。教室以外で言うなら、食堂とか、あとは、職員室の前に、ベンチがあるんですけども…

上杉:はいはいはい。

瀧澤くん:あそこに座ってちょっと、外から職員室の中の先生達が1人1人、歩いたり仕事したりしてるのを見て、ちょっとリラックスできるんで、そういうリラックス出来る場所が好きですね。

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  1. 学校の直した方がいいと思うところを3つ教えてください。

上杉:逆にこの学校もうちょっとこうだったらもっといいのにな、と思うところはありますか?

瀧澤くん:ほんとのこと言っちゃうと、僕の学年は、ノートパソコンでChromebookっていう、Google系列のノートパソコンが配布されてるんですけど、それで休み時間に結構、本当はだめなゲームとかスマホとかをちょくちょくやっちゃってる生徒が多くて。

その規制が少しちょっと緩いところがあるので、そこは是非直してほしいと思います。やっぱり生徒の成長とか、生活とかの妨げになると思うので。

上杉:そうですね。

瀧澤くん:そこはやっぱり紳士教育するっていう点ではやっぱり、もうちょっと規制を厳しくする方がいいかなと思います。

上杉:保護者のような意見ですね。(笑)

瀧澤くん: (笑)僕はあまり学校でゲームやる人ではないので、客観的に見てそう感じてます。

上杉:他にも何かありますか? ちっちゃいことでもいいんで。

瀧澤くん:他には、なんだろうな、設備とか食堂とか自動販売機とかもすごく充実してて、整備されててすごい便利なので、設備に関しては、十分良い施設だと思って生活してます。

上杉:なるほど。うんうん。

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  1. 一番力を入れてるのは何ですか。勉強?部活?そのほか?ゲーム?

上杉:じゃあ、今、瀧澤くんが一番力を入れてるのは何ですか?

瀧澤くん:あぁ、そうですね…

上杉:勉強とか、部活とか、読書とか。

瀧澤くん:あぁ、そうですね。さっき自己紹介した時に日本史が好きって言ったと思うんですけど、日本史の勉強とかすごい好きで、結構日本史の本とかは暇だと手にとって読んだりしてます。元から少し勉強が好きなタイプだったので、最近では勉強にすごい力が入ってきてる自分、な感じです。   上杉:ほぉ、すごい。

瀧澤くん:でも、ゲームもすごい好きな部分もあって。

上杉:はい。

瀧澤くん:特に、マリオカートみたいな、こう・・・。

上杉:おぉ!

瀧澤くん:レース系っていうか、自分自身の力で競うタイプのゲームがすごく好きです。そういうところは時間かけてハマったりとかしますね。日本史・勉強・ゲームみたいな、そういうことに力を入れています。

上杉:日本史の勉強っていうのは、やっぱり本を読んだりして学ぶんですか?

瀧澤くん:あぁ、そうですねー。僕はまだ中学生なんですけど、学校で習うことよりもっと深く知りたいっていうこともあって、中学、高校の日本史の教科書とか、資料集とか、あとは一般向けの研究テーマを絞ったようなビジュアル本とかも買って、自分でいろいろ比べたりして、「あぁ、ここはこういう繋がりがあるんだな」とか、「ここには書いてないけどこういう繋がりがあるんじゃないか」とか、そういうの発見するのがすごい好きです。

上杉:すごいですね。もう研究ですね。

瀧澤くん:あぁ、そうですね。そこが部活の活動にちょっと繋がっていくんで。

編集部:ちょっと、僕の方から質問していいですか?

上杉:はい。どうぞどうぞ、もちろん。

編集部:(日本史について)時代っていつの時代が好きなんですか? 一番好きな時代。

瀧澤くん:えーと、元々日本史は文化が好きで。

編集部:うんうん。

瀧澤くん:日本の、なんていうんですかね、和風の感じが好きですね。国風文化とかがすごい好きで、でも、天平だったり、白鳳だったりとかも結構好きです。日本らしさが出てるところが日本史全体で好きで。ちょっと外国の影響もあるんだけど、やっぱり日本らしさはずっと守り続けるっていうか、保ちづつけるところに魅力を感じます。それで言うと、平安時代だったり、後は、戦国江戸とかが好きです。逆に室町とかはあんまり好きじゃないです。

編集部:あはははは。歴史好きの人はこだわりが・・・。

瀧澤くん:あとは、政治心理とかは結構好きで、政治の背景とか、政策による影響とか、そういう関係性を調べたりするのも好きですね。

編集部:じゃあ、例えば文化史、政治史、外交史の流れがあって、それぞれがどういうふうに関係しているのかとか。

瀧澤くん:そうですね、遣唐使廃止したからとか、あとは、鎖国にしたからとか、そういう、政治とか外交とかがいろいろ絡み合ってるのが好きですね。地震とか噴火とかも、結構いろいろな影響を及ぼしているので、そういうところとかも自分で調べてWordでまとめたりとかしています。流れとか関係性で勉強するのがすごい好きです。

編集部:松岡正剛っていう人がいて、その人が「情報の歴史」っていう本を作っているんですけど、ご存知ですか?

瀧澤くん:そうなんですか、知らないです。

編集部:例えば世界史、ローマ時代があって、アメリカの歴史があって、何何の歴史があって、日本の文化史があって、それを同じ年代で並行させて表しているので、それがどう関係しているかが分かる。あー、エリザベス1世と織田信長って一歳違いなのか、とか、一休さん、グーテンベルク、コロンブス、レオナルド・ダ・ヴィンチは同じ時代なのか、とか。瀧澤くんが作っているノートに似ているかもしれません。

瀧澤くん:すごい、興味あります。

編集部:でしょ(笑)。そうだと思った。

瀧澤くん:そういうの大好きです。(笑)

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  1. いつもどこで勉強していますか。

上杉:さっき、日本史に限らず勉強は割と好きだって話があったんですけど、どこで勉強されてるんですか?

瀧澤くん:一応自分の部屋はあるんですけど、昔から遊んでるおもちゃが全部あって、おもちゃのための倉庫になっちゃってるので、リビングルームにおいてある自分の勉強机で勉強しています。

上杉:ほぉー

瀧澤くん:でも、テレビがその視野に入らないような配置にしてるので、テレビとかは気にならないような環境で勉強してます。

上杉:なるほどね。じゃあ、だいたい家に帰って家で勉強する?

瀧澤くん:そうですね。帰ったらまず勉強机に向かってる感じですね。でも、近くにゲームとか置いてあるので、ゲームしたくなったらゲームして、15分ぐらい経って目が疲れたとか、ゲームもういいと思ったら勉強って言う感じです。まぁ、フリーで自分がやりたい時にやってる感じです。

上杉:勉強方法としてはどんな感じですか?

瀧澤くん:自分は特殊な勉強方法というか、まぁ自分ではそう思ってるんですけど、そういうのをやってて。なんかよく、その授業で習ったことを自分でノートにまとめる人いるじゃないですか?

上杉:うんうん。

瀧澤くん:でも、なんかそれだと、その後で新しく知った情報とか、「もっとここ付け加えたいな」とか思ったことを手書きで加えていくと、どんどん見にくくなっちゃったりするじゃないですか。なので、親と相談して、MicrosoftのWordソフトで自分でまとめています。そうすると、後から知ったこととかも同じWord開いて編集して印刷するっていうような形式が取れるので。

上杉:ほぉぉ

瀧澤くん:たまにそのまま、作業に飽きたらYouTubeとか聴いたりして。

上杉:あはははは(笑)

瀧澤くん:そんな感じでやってるので、平均すると、家帰ってから勉強に充てられる時間は、だいたいパソコンでの勉強とか、あとは普通に問題集とか、漢字の勉強とかして。

上杉:1時間とか2時間とかぐらいですか。

瀧澤くん:家帰るのが5時ぐらいで、寝るのがだいたいパソコンが長引いちゃっていつも11時半とかになっちゃって、結構たまに怒られたりとかするんですけど。となると、3時間半とか。

上杉:すごいですね。

瀧澤くん:でも、結構お風呂とかも温まりたいタイプなんで、結構長かったりするので。

上杉:あはははは(笑)

瀧澤くん:そこらへんは上手く調節して、自分でもやるべきことをしっかり把握してやっているので、それに見合った時間は充てていますし、勉強に出来るだけ多くの時間は充てたいなと思ってます。

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  1. 睡眠時間はどれくらいですか?

上杉: (寝るのが)11時半になることもあるということでしたが、睡眠時間はどれくらいとっていますか?

瀧澤くん:そうですね…寝たのは昨日も11時半で、その前も11時半なんですけど。

上杉:おぉ。

瀧澤くん:朝起きるのは、登校時間が8時20分で、通学に40分くらいかかるので、6時半ぐらいには起きる感じですかね。その時間に起きないといけないんですけど、目覚まし5回位鳴らして起きてるタイプで。起きるのが6時半、寝るのが11時半だから、7時間ぐらいですね。でも、休日とかは結構9時半とか10時半まで寝ちゃう時もあるので、平均するとだいたい7時間とかですかね。

上杉:ふむふむ。寝起きはそんなによくないんですか?

瀧澤くん:はい。全然良くないです。

上杉:ははは(笑)

瀧澤くん:ほんとに、目覚まし鳴って止めて、鳴って止めての繰り返し。

上杉:あぁ。

瀧澤くん:自分でも、後で考えると何でそんなことやってるのかわかんないですね。とにかく寝起きは良くないです。

上杉:ははは。これから布団から出られなくなる季節になってきますからね。

瀧澤くん:そうですね。頑張りたいです。

上杉:大変ですね。

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  1. 学校に携帯を持っていきますか。

上杉:携帯電話はお持ちですか?

瀧澤くん:持ってます。

上杉:学校に持って来てますか?

瀧澤くん:はい。一応、災害とかあって連絡取れない時、公衆電話も限られてるのと、出来るだけ早く掛けれるようにということで、家族と相談してそういう風にしています。

上杉:なるほど。

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  1. 一日のインターネット利用時間はどれくらいですか。

上杉:じゃあ、さっきパソコンで勉強をまとめながらYouTubeもたまに見ちゃうという話がありましたが、1日で、インターネットとかを利用する時間はどれくらいありますか?

瀧澤くん:あぁ、そうですね…ほんとに気まぐれで、ずっと使い続けちゃう時もあるので、平均すると、1日1時間あるかないかぐらいですかね。その中でも、ずっとYahoo!知恵袋とかどうでもいい内容を、検索するんじゃなくて、日本史の、例えば真田とか。

上杉:はいはいはい。

瀧澤くん:好きな時代のお寺とか、そういうのを調べたりとか、後は、生物の授業で扱った動物ってどんな生物なのかなって、Googleで画像検索したりとか、そういう風に勉強にも活用しながら使っています。

上杉:じゃあ、1時間の中でも割と勉強に使っている感じですか?

瀧澤くん:そうですね。勉強に使っている面も多いですね。

上杉:なるほどね。

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  1. 中学に入学して印象に残っている出来事を教えてください。

上杉:じゃあ、去年の4月に入学して、印象に残っている出来事ってありますか? この学校こんな感じだったのかって感じたような出来事とか。

瀧澤くん:あぁ、そうですね。僕以外の生徒もみんな言ってたんですけど、最初聖光に入る前に聖光祭とかで先輩達の様子を見てると、ほんとに真面目で、おとなしそうで、すごい紳士的な感じかなって、そういう偏見が親も僕もあったんですけど。

上杉:はい。

瀧澤くん:入学式の時に先輩達が盛り上がるところで盛り上がったりとか、校長先生と仲良くしたり、笑顔で話を聞いたり、話し合ったりしているのを見て、あぁ、意外とその明るくて活発な学校なんだな、っていうのが、印象的でしたね。

上杉:うんうんうんうん。

瀧澤くん:他の生徒たちも、先輩達ってあんなに明るかったんだって。

上杉:あはははは (笑)

瀧澤くん:予想とは全然違っててビックリしたっていってました。

  1. 入学してよかったですか? 5段階で評価すると?

上杉:なるほど。入学したこの聖光学院、5段階評価にすると、ズバリいくつですか?

瀧澤くん:自分的には5ですね。

上杉:おぉ! 5ですか。

瀧澤くん:満足してます。

上杉:いいですね。すごい幸せな生活送ってるんですね。

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  1. 入学して変化したことはありますか?

上杉:じゃあ、入学して何か日常生活で変化したことってありますか?

瀧澤くん:あぁ、そうですね。今までは、ずっと塾通いで、帰って来てからもすぐおやつ食べて塾行って、帰ってきて夜ごはん食べて、復習できるかできないかぐらいで寝るっていう生活で。休みの日とか、勉強時間とかをなかなかとりにくくて。すると、勉強漬けで、勉強に追われている生活をしていたんですけど、聖光に入って、基本的に定期試験向けの勉強だったり、部活に充てる時間も増えたりとか、自分で扱える時間がすごい増えた気がして。これからは勉強を追ってくような生活というか、勉強から追われてたのが、勉強を操るみたいな。そういう生活になった気がして、すごい自由な気持ちというか、気持ちが豊かになって、リラックスした感じになりました。

上杉:いいですね、時間に余裕ができたんですね。

瀧澤くん:あと1時間は遊ぶけど、30分以上は勉強したいからその分は確保しようっていう風に時間配分を自分で決めて、それを実際に実現できていて。塾通いの時はずっと、何かをやんなきゃ、それが終わったら漢字も覚えなきゃ、みたいな感じで、ずっと詰め詰めになっちゃって自分でもよく分からずに、知らないうちに聖光入ってたみたいになってたんですけど。

上杉:そうですよね。

瀧澤くん:聖光に入ってからは自分で勉強の、なんていうんですかね。勉強時間をコントロールして、スケジュール立てられるようになって、すごい生活が変わった感じ、生き方も変わった感じがちょっとしました。

上杉:ふむふむ。

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  1. 宿題の量はどれくらいですか?

上杉:じゃあ勉強面について。宿題の量はどれくらいありますか?

瀧澤くん:そうですね。宿題っていうと、その日に出された宿題だけですか? それとも課題も入りますか?

上杉:そうですね。課題も入れて総合的に見ると。

瀧澤くん:課題だと、聖光の体制として、数学は問題集が必ず定期試験ごとに、どこまで範囲をやってこいって感じで決まってますね。

その課題にプラスして、去年だと理科が実験中心の授業だったので、実験のレポートを自分でまとめたり、漢字の勉強だったり。あとは国語とかでもなんか、読解の課題だったりとか。

上杉:うんうんうんうん。

瀧澤くん:英語も、テスト勉強、まぁ、テスト勉強っていうと宿題とはちょっと違うかもしれないですけど。

上杉:うん。

瀧澤くん:どっさり出されるんじゃなくて、1日1日ちょっとずつやっていける、ちょっとボリュームは小さめの。

上杉:うんうん。それで、継続的に出来る感じ?

瀧澤くん:継続的に出来る感じですね。キツくないし、緩くもない宿題の量ですね。

上杉:ほぉーなるほど。

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  1. 1日何時間くらい勉強してますか。

上杉:じゃぁ、さっきもあったんですが、1日何時間くらい勉強していますか?

瀧澤くん: 3・4時間くらいですね。

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  1. 好きな先生を教えてください。

上杉:3・4時間ぐらい勉強してる。素晴らしいですね。じゃあ、ちょっと切り口を変えて、先生について聞いてみたいと思うんですけど、好きな先生はいますか?

瀧澤くん:はい。

上杉:それは誰ですか?

瀧澤くん:英語科の高田先生が好きです。

上杉:あぁ、高田先生。どうして、高田先生が好きですか?

瀧澤くん:去年担当してもらってた先生と変わっちゃって、前の先生も好きだったので、最初はあまり授業乗り気じゃなかったんですけど。

上杉:うん。

瀧澤くん:先生の説明の仕方とか、たまに雑談挟んだりするんですけど、その雑談とか、授業の流れが結構好きです。説明もいいし、説明もすごい分かりやすいし。

上杉:はい。

瀧澤くん:すごくいい先生なんじゃないかって思ってからは、先生の英語に関する話を全部自分でノートをとったりしています。

上杉:うんうん。

瀧澤くん:もともとあまり板書をしない授業スタイルだったので、自分で大事だなって思ったことは、自分の言葉でノートにまとめて、家に帰ってパソコンでまたまとめる、みたいな感じでやってて。そういうふうに高田先生のおかげで、英語の勉強がすごい楽しくなりました。

上杉:おぉ!

瀧澤くん:高田先生の授業も楽しいし、英語の勉強も楽しいみたいな。

上杉:なるほど。他にはありますか?

瀧澤くん:去年担当してもらってた英語の志賀先生っていう先生もすごい優しくて、授業スタイルも良くて、それで英語が好きというか得意になったので、その2人の先生には感謝してます。

上杉:今、英語が好きっていうか、得意なんですか?

瀧澤くん:はい、そうですね。

編集部:高田先生の授業のどこに一番惹かれるんですか?

瀧澤くん:そうですね。たまに爆発的に面白いこと言う時があって。

編集部:え?(笑)

瀧澤くん:くだらないことをいうこともあるんですけど、英語に関して重要な、ここは気をつけるべきポイントがある時とかってあるじゃないですか。

例えば、ほんとに例えばですけど、when とか if とかが導く従属節では、未来のことを表す時もwillって使わないとか。そういう大事な間違えやすいポイントとかも、呪文っていうか、呪文みたいな早口で教えてくれることとかがあって。まぁその時だったら、「時・条件を表す副詞節の中では、現在時制が未来を表す!」という風に、ほんとにそれをすごい早口で最初に言われて…

編集部:ほう。(笑)

瀧澤くん:なんか、「時条件を表す副詞節の中では、現在時制が未来を表す!!」みたいな感じですね。

編集部:おぉ、もっと、早い?

瀧澤くん:すっごい早いです。(笑)

編集部:すっごい早い!(笑)

瀧澤くん:「時・条件を表す副詞節の中では、現在時制が未来を表す」それぐらいの速さです。

上杉:あはははは。 編集部:あはははは。

瀧澤くん:それを最初に説明して、なんか、「何言ってんの」とか皆よく言ったりして。でも、やっぱり、そういうところが英語を学ぶ上ですごい面白いと思っています。最初は特にメモったりなんかしなかったんですけど、この人の言ってることを全部メモったら、英語に関して全体的に、間違えやすいポイントの把握とか、完璧な把握みたいなのが出来るんじゃないかって思って!

そういう風に、細かくまとめるのは自分も好きなので、そういう細かい内容でも、出来るだけ知っておきたいなと思って、その時からずっと全部メモってって感じでやってます。

編集部:ほう。

瀧澤くん:そこが好きです。

編集部:それで覚えてるわけだね、文法を。

瀧澤くん:そうですね、高田先生自身は、「一息5回学習法」っていうのを言ってて。一息で5回それを言うみたいな。

編集部:なるほど。

瀧澤くん:さっき言った呪文を一息で5回言うみたいな感じです。

編集部:なるほど。

瀧澤くん:結局先生自身も、実際5回目の方は言えてなかったりするんですけど…

上杉:あはははは。 編集部:あはははは。

瀧澤くん:でも、一息5回学習法は、日本史とか理科でも結構使える部分が多くて。

編集部:ふむふむ。

瀧澤くん:そうですね。すごい役に立つこととかも話してくれるので、そこがやっぱり良い先生かなっていう風に思っています。

編集部:へー。

瀧澤くん:そうですね。本当に高田先生の授業は好きです。

上杉:おぉ。高田先生も、英語も好き?

瀧澤くん:そうですね。数学とかも、数学で扱っている内容、関数とか、図形とかが面白くて、

上杉:そうですね。

瀧澤くん:数学は、代数も幾何もどっちも好きで、あとは、日本史の話も。

上杉:そうですよね。

瀧澤くん:教科書以外の日本史に関する雑談とかしてくれるのがすごい面白いです。

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  1. 授業の進度は早いですか。

上杉:そんな好きな授業がたくさんあるようですけれども、授業の進み方って早いと思いますか?

瀧澤くん:あぁ、そうですね。基本的に取り扱ってるテキストが1冊あって、それにのっとって授業進めていってる感じなんで、早いかっていわれると、公立に比べれば全然早いと思いとは思うんですけど、比較的理解しやすいスピードで授業進めていってくれてる感じです。

上杉:そんなに早すぎてついて行けないとかっていうこととかない?

瀧澤くん:そうですね。僕の場合は追いついていけてるので、すごくスムーズに勉強できています。そんなに早いとは思ってないですね。

上杉:なるほど。 22. 部活動について 上杉:じゃあ、次、部活について。さっき、地理歴史巡見部というお話でしたけれども、週に何回活動はありますか?

瀧澤くん:週に2回で、月曜と金曜ですね。

上杉:ふむふむ。1日に何時間くらい活動してるんですか?

瀧澤くん:2時間ぐらいです。

上杉:2時間ぐらい。なるほど。部活は中学1年生から高校2年生までいるんですか?

瀧澤くん:そうですね、中1から入ってくれる部員たちもいて、だいたい1学年3人くらいなんで比較的規模はちっちゃめなんですけど、高2まで一緒に活動しています。

上杉:なるほど、そうですよね。高2でだいたい引退?

瀧澤くん:そうですね、高2で引退する感じですね。

上杉:上下関係とかってありますか?

瀧澤くん:あぁ、そうですね、文化部なんで他の部活とかの様子もあんまり、見ることがないんですけど。上下関係はもちろんあるんですけど、そこまでこう厳しくというか、先輩が後輩にすごい怒鳴って怒るような感じではないです。

上杉:あはははは。(笑)

瀧澤くん:先輩が後輩をサポートしたり、後輩が先輩になんか分かんないことだったり、気になることがあったら遠慮なく聞けるように、いい関係で活動しているとは思います。上下関係も乱すことなくやってますね。

上杉:うんうんうん。活動っていうのは、具体的にどんな活動をしてるんですか?

瀧澤くん:そうですね。さっき言ったように、自分の研究したいテーマのレポートを書いたり、あとは、文化祭のブースで、社会に関するジオラマを作って展示するので、そのジオラマ作りを毎日ちょっとずつ作ってる感じです。武士のためのレポートの班と、ジオラマの班で分かれて普段は活動してて、あと、夏休みに3泊4日でどこかに行って史跡を巡る、巡見をします。

上杉:おぉ!

瀧澤くん:今年は九州の方に行ってきて、太宰府の天満宮と都府楼の政庁跡とか、三池の炭鉱だったり…

上杉:はいはいはいはい。

瀧澤くん:あとは、立花氏の柳川。

上杉:うんうんうん。

瀧澤くん:で、あとは、レトロな風景が残ってる門司の場所だったり、日ごとに行く場所をかえて史跡を巡るっていう旅をしました。

上杉:おぉ!楽しそうですね。

瀧澤くん:はい、すごく楽しくやってます。部員が仲良くなるキッカケになったので。

上杉:そうですね。

聖光学院中学校 生徒インタビュー「勉強に追われてたのが『勉強を操る』みたいな生活に」80
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  1. 行事について

上杉:じゃあ、部活に限らず、楽しい行事とかってありますか? 課外授業とか。

瀧澤くん:そうですね。中1中2は結構まだ活動が少なめで、夏休みのキャンプ。今は昔と場所が変わって、長野北部の斑尾高原に泊りがけで行きます。

去年はテントが元々建ててあったんですけど、今年は自分たちでテントを建てたり、炊飯だったり、レク(レクリエーション)とか自分たちで考えてやったり。そこが楽しかった部分です。

あとは、聖光祭も全部自分たちで作り上げていってるものですから、自分たちで参加して楽しいっていうのもありますし、お客さんたちがジオラマとかレポートとかそういうのを見ていってくれるのとか、すごい喜びがあって。

上杉:あぁ。

瀧澤くん:それが楽しいポイントかなって。

上杉:飯盒炊爨とかしました?

瀧澤くん:そうですね。

上杉:上手く炊けました?

瀧澤くん:あぁ、そうですね。僕は炊く方には参加しなくて、野菜切ったり、鍋の火加減とかを見るほうだったんですけど。

上杉:うんうんうん。

瀧澤くん:ご飯は他の班員が頑張って上手く炊いてくれたんで。

上杉:そうでしたか、それは良かった。

  1. 食堂について

上杉:じゃあ、食堂について。食堂って利用されますか?

瀧澤くん:はい、します。

上杉:どれくらいの頻度で利用してますか?

瀧澤くん:そうですね普段は昼はお弁当を持っていって食べるんですけど、

上杉:うんうんうん。

瀧澤くん:最近は朝早めに出る時とかも多くなってきたので、お弁当作る時間がない時は、お金をもらって、食堂で食べるようににしてるので、週に3・4回は最低でも使ってますね。

上杉:なるほど。お気に入りのメニューはありますか?

瀧澤くん:そうですね、僕は結構、うどんとかそばとかラーメンとかそういう麺類が好きで。

上杉:うん。

瀧澤くん:土曜日限定の、とんこつラーメンのメニューがあるので、それは初めて食べた時から「おっ、これ美味しいな」って思って。

上杉:そうですね。

瀧澤くん:毎週土曜日はとんこつラーメンにしてます。上杉:そうですね。

瀧澤くん:平日はとんこつがないので、そこが一層美味しく思えるところなんです。

上杉:ラーメンとか、メニューが日替わりで変わったりするんだよね。

瀧澤くん:そうですね。パスタも日替わりなんですが、それも好きです。

上杉:満足してますか?

瀧澤くん:すごい、綺麗で。テーブルも綺麗。飲み物の自動販売機もあってすごい良い施設だと思います。

上杉:美味しいですか?

瀧澤くん:はい。美味しいですね。

上杉:ほー、それは良かった。

  1. 制服について

上杉:じゃあ、今着てらっしゃるその制服、男の子なんでよく分かんないかもしれないですけど、制服気に入っていますか?どうですか?

瀧澤くん:そうですね、良い制服かなとは思います。

上杉:おぉ!「特にここは良いんだよ」とか、「ここはちょっとな」っていう部分があれば教えていただけますか。

瀧澤くん:襟がないのが特徴っていうのは、よく言われることで、あとは袖の2本線とか、そういうところが特徴的で。夏服も結構ピシッとしてる感じで、冬服も引き締まった感じで。

上杉:ほぉ。

瀧澤くん:ネクタイとかも色にばらつきがなくて、シュッとなんか締まった感じがすごく好きですね。他の学校の制服とかと並んで歩いてたりすると、聖光の制服は世間的にみても、カッコ良い方なんじゃないかなと勝手に思ってましたけど。先輩は違うんですか?

上杉:うーん。「山手のカラス」とか「ペンギン」とか。なんだか動物みたいに言われることが多かったから(笑)。

編集部:あはは、カッコ良いけどね。

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  1. お小遣いをもらっていますか?

上杉:じゃあ、ちょっと話は変わりますが、お小遣いもらってますか?

瀧澤くん:そうですね、食堂代の他に、個人的に使うやつとかは、月にだいたい3,000円ぐらいですかね。

上杉:月に3,000円。どんなことに使いますか?

瀧澤くん:中1ぐらいの時は、ショッピングモールのゲームセンター。

上杉:はいはいはい。

瀧澤くん:ゲームセンターに置いてある、100円入れて、カードとかを使ってやるゲームあるじゃないですか。そのうちの1つにすごいハマってて、今でもほんとにたまに期間限定のやつが出たりすると、やりに行ったりはするんですけど。それを、忙しくない日曜日にちょっとやりにいくので、そのお小遣いから700円くらい持ってってやったりしてます。

上杉:うんうん。

瀧澤くん:でも最近はパソコンとかの影響もあって、勉強中心の生活になっちゃってるので、それも減っちゃいましたね、あとは最近、ポップミュージックっていうんですか、そういう歌詞のある音楽を聴くのが好きなので、

上杉:あぁ

瀧澤くん:だいたい一曲あたり250円だったりするので、それをダウンロードするのに小遣いを使ったりしてます。

上杉:どんな曲聞くんですか?

瀧澤くん:あぁ、そうですね。ほんとに気に入った曲はYouTubeで見つけたらすぐそのまま検索して買ったりするんですけど、最近は、星野源さんの曲が好きで結構買いますね。

上杉:なるほど、踊ってるんですか?  (恋ダンス: https://www.youtube.com/watch?v=V-1oF8Jsziw

瀧澤くん:あー、ちょっと。(笑)踊りは見るだけです。

上杉:あはははは (笑)

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  1. 休み時間は何をしていますか。

上杉:休み時間は何をして過ごしてるんですか?

瀧澤くん:そうですね。基本的には、次の授業の準備はやっておかないといけないので、それは優先的にやっておきます。あとは、分かんない問題とかがあると、自分の席の近くの友達とかと、「この辺が分かんないんだけど」って言って一緒に考えたり、自分で説明できる時は説明してあげたりして。勉強に役立てたり、皆で仲良く過ごす時間に充てたりしてますね。10分しかないので、出来ることは限られちゃうんですけど。

上杉:予習、復習したり、談笑したりっていう感じですか。

瀧澤くん:そうですね。談笑中心で、たまに数学だったりすると、「ちょっとここ、途中までやったから、その休み時間あと2,3分で書き上げちゃおう」とかってやったりとか…

上杉:うんうんうんうん。

瀧澤くん:授業の延長的にやったりとかはしてる時ありますね。

上杉:昼休みにお弁当食べた後とかはどういう風に過ごしてますか?

瀧澤くん:そうですね。勉強の話だったり、談笑しながら食べているんですが、そのまま弁当食べて昼休みが終わるっていう時もあれば、ちょっと早めに食べ終わって、皆とお話したり、職員室に用があったら職員室に行ったり。

上杉:うん。

瀧澤くん:あとは、英語とか日本史とかの自分でまとめたやつを蛍光ペンとか塗って見直したりとかしたりしてます。

上杉:基本的には教室で過ごしていますか?

瀧澤くん:そうですね。教室でだいたい過ごしてます。

上杉:なるほど。

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  1. 友達とどんな話をしていますか。

上杉:じゃあ、そのお友達との談笑タイムには、どんなこと話しますか?

瀧澤くん:そうですね。さっき言った、勉強で分からないとこだったり大事なところとかは一緒に復習したりとかして、あとは、好きな歌だったり、最近流行ってる事だったり。あとは、ほんとにぶっちゃけると、下ネタトークとかもしたりするんですけど、その辺が最近の話題ではありますね。

上杉:なるほど。いいですね。

編集部:下ネタってどういった話?

瀧澤くん:あははははは(笑)。

編集部:(笑)。さて、兄弟はいらっしゃるんですか?

瀧澤くん:僕はひとりっ子ですね。

編集部:なるほどなるほど。ふーん、そうなんだ。

瀧澤くん:それもあって自由に自分の時間配分ができてるのはあるのかな、と思います。

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  1. すごいなと思う友達はいますか?

上杉:お友達の中に、「コイツすごいな」と思うような尊敬する友達とかっていますか?

瀧澤くん:うーん。特に変わったことをしてる友達もいないし、自分みたいにパソコンでまとめたりとかしてる人もいないので、特にいないんですけど。でも、どんな人でもやっぱり仲良く付き合っていきたい性格なので、出来るだけ皆と平等に仲良くやっていきたいと思っていて、一人一人の良い点とかはしっかり尊重してるので、

上杉:おぉ

瀧澤くん:皆が皆すごいかなと思えばすごいと思います。

上杉:なるほど。「みんなちがって、みんないい。」みたいな。

瀧澤くん:みんなちがって、みんないいですね。

上杉:おぉ! 素晴らしい。金子みすゞですね(笑)。

編集部:聖光の男子学生ってモテる? どうなの、実際のところ。

瀧澤くん:ほんとに女子生徒と交流は無いので、モテるかって言われたら、よくわからないんですけど。

でも、真面目で人にやさしい生徒とかもいるので、そういう人は、交流があれば女子にモテるんじゃないかなとかは思いますね。でも、もし彼女がいるとかそういう話になると、ほんとになんかもう、ボコボコですね。

編集部:あはははは。ボコボコにされる人はクラスに何割ぐらい?

瀧澤くん:ほとんどいないんですけど、一人現れると、その話題で何日もいじられ続けたりとかありますね。

上杉:あはははは(笑)。可哀想。

編集部:そんな感じだった、昔から?

上杉:そうですね。各クラスに1人2人くらいいるんですかね。

編集部:ふーん。そうなんだ。

上杉:そんなに多くはないですね。

編集部:なるほどなるほど、そうかそうか、ふーん。

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  1. 将来の夢を教えてください。

上杉:そんな超優等生な瀧澤くんですけれども、将来何か夢とかありますか?

瀧澤くん:そうですね。特にないんですけど、なれるなら、そうですね、教員の職に就きたいかな。

上杉:おぉ、教員の職に就きたい。どうしてですか?

瀧澤くん:そうですね、結局自分が今まで学校で生活してきたからそうなってるだけかもしれないですけど。特に医者になりたいとか、政治家になりたいとか、法律関係の職に就きたいとか、そういうのは特になくて。でもどちらかと言えば勉強が好きな方なんで。特に日本史だったり、古典もすごい好きなんで、特に、文学史とか好きなんですけど。

その辺の、教授だったら研究をしたいし、先生だったら生徒さん達に教えたいなと。教えることにちょっと興味があるので、そういう職に就けたらいいなって思っています。

上杉:日本史の先生になりたいんですか?

瀧澤くん:第一志望的にはそうですね。

上杉:そうですよね。そんなに日本史好きなんですもんね。

編集部:先生になるとしたら、どこの学校の先生になりたいですか?

瀧澤くん:そうですね、最初の方は下積みみたいな感じで、どっかに講師として。 まぁでも、中高で教えるか、大学で教授歴を積んで、どっかの大学の教授とかになれるといいかなって思ってます。

編集部:なるほど。

瀧澤くん:教授じゃなくても、教育システムとか教育機関の仕事とかも、そっちを変えるべきだって自分の中で急に転換する場合があったら、そっちの関係の仕事について、出来るだけ教育に携われるような仕事をしたいです。

編集部:上杉先輩もそうですよ。(笑)

上杉:そうですね。もしかしたら同僚になるかもしれないですよ。私も国語の教員を目指しているので。(笑)

瀧澤くん:現代文ですか?

上杉:古典。

瀧澤くん:あっ古典ですか。

編集部:聖光に先生で戻ってきたいと思ってる人って多いんですか?

瀧澤くん:今は8割方の生徒がゲーム中心の生活なので、「将来どんなのになりたいの」とかって雑談のときに聞いても、出来るだけ金を稼ぎたいとか、楽して生きたいとか、そういう返事ばっかり返って来るので。中学2年生の段階なんで、医者になりたいって言う人はほんとにごく少数ですし、特にどっか何かの職に就きたいって言ってる人は少ないので。もしかしたら、だんだん聖光で働きたいとか、先生になりたいとか言う人は増えてくるかもしれないですけど。そこはちょっと分かんないです。先輩の時はどうでした?

上杉:うーん、そうですね。教員志望で、公立に行きたいって人はあまりいなかったかな。公立の授業がどんなものかって、私たちは全然知る機会がないので。もちろん、公立だと中学と高校でも全然違うとは思うんですけど。教員を目指すって事は、自分が育ってきた環境で働きたいなっていう憧れがどっかにある人が多いと思うので、聖光とか、聖光じゃなくても同じような男子校とか、中高一貫校とかで働きたいなと思ってる人は多いと思いますね。教員志望の中では。

編集部:なるほど、なるほど。

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聖光学院中学校 生徒インタビュー「勉強に追われてたのが『勉強を操る』みたいな生活に」103
  1. 入りたい大学を教えてください。

上杉:では、大学についてなんですが、まだ中学2年生ですけども、「こういう大学に行きたい」とか、こういうところがいいみたいなイメージとかはありますか。

瀧澤くん:成績は、学年で5位以内をキープさせてもらってるので、このままいけば、東京大学みたいな。

上杉:ほぉ

瀧澤くん:選抜クラスとかに入れたりとかするのかなと思うんですけど、もし、なんかすごく興味が惹かれる大学だったり、違うことに興味持ったら、偏差値とか関係なく、そっちに進むのかなと思っています。

上杉:なるほど。すごいですね。

  1. インタビュイーに選ばれた理由

編集部:あぁそうだ、最後に、瀧澤さんはなぜここに選ばれたと思います?

瀧澤くん:いや、先生に担任会で決まったって言われただけなんで……。

上杉:そうなんだ。

瀧澤くん:でも、国語の授業で、読書紹介っていって、自分の読んだ本について主張とか論旨とかあらすじも含めて紹介する事があるんですけど、その時とか結構自分の主張とかもはっきり言うタイプですし、

編集部:うんうん。

瀧澤くん:普段の会話の中でも、おかしいと思うことは客観的な視点からどうおかしいか、みたいなことを相手に説明したりとか。

編集部:ははは……。

瀧澤くん:そういうことよくやるタイプなので。そういうのもあるのかもしれません。よくわかんないですけど。

上杉:今回はすごい長いインタビューになっちゃいましたけれども、どうもありがとうございました。

瀧澤くん:ありがとうございました。

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